TAABと言うところから、ネオプレーン性のピントレバーが発売された。
レンズに外付けするピントレバー「TAAB」 – デジカメ Watch
レンズの鏡胴に巻きつけて、ピント合わせの補助になるパーツだ。
僕はどうもLX-100のコントロールリングは使いにくい(手前の絞りリングの出っ張りに挟まれて、回しにくい)と感じていたので、こんな商品は思わず飛びついてしまった。
結果から言うと、ちょっと残念なレビューかなあと思うけど、一応報告を。
商品は、44~57mm用の「TAAB MINI」、50~64mm用の「TAAB STANDARD」、64~76mm用の「TAAB HEFTY」がある。DMC-LX100はコントロールリングの外径が58mmなのでSTANDARDでいいはずだが、一応緩くて装着できない可能性を考えてMINIとSTANDARDを買ってみた。
商品外観。金属の丸い缶に入っていて、この缶が結構オシャレ。なにか別の用途で使えるかもしれない。
装着してみたの図。意外にかっこよくなかった。なお、MINIとSTANDARDを試してみた結果、MINIは強引に装着したら素材の一部がベロンと伸びてしまった。
ベロンと伸びてしまったMINIの方(わかりにくいかな)。
装着中のSTANDARD方も、ピントレバーの出っ張りのほぼ真裏にある、輪っかを接着した辺り(F1.7-F2.8の間に一本接着の縦線が見える)が伸びて細くなっていて、苦しそう。
と言うことで、素材はネオプレンと言うことだがちょっと伸縮性がなさすぎて輪っかの一部にしわ寄せがいく状態なのはどうか? と思った。装着後のコントロールリングは操作性は確かに良くなったが、一方で(普段ピントレバーの出っ張りが左肩近くに置く形になると思うので)MF⇔AF変更レバーが操作しづらくなってしまった。
とりあえず、もうしばらく試してこれを装着し続けるか使用を諦めるか判断しようと思う。
DMC-LX100にTAABのピントレバーをつけてみた:続き – ちゃたろうふぁんくらぶ
へ続く。
※改定記事を書きました。
DMC-LX100の操作設定:たぶん最終稿 – ちゃたろうふぁんくらぶ
Panasonicのデジタルカメラ、DMC-LX100を買ってそろそろ半年なのでちょっと今使っている設定を煮つめてみたり、現状の不満点をつらつらあげてみようかと思う。
このカメラ、さすがにハイエンドコンデジの分類なので、操作方法が滅茶苦茶たくさんあって凄い。凄いのはいいんだけど、すごすぎて操作方法を重複させることも多々できていて、それが混乱させてしまう。
ということで一つ一つ羅列になってしまうが操作セッティングを公開しようと思う。
ついでにぼやくと、このカメラの取説(紙)はあまり優秀ではない。せめて索引ぐらいつけてほしい。
撮影画面(LCD)はこんな表示。デフォルトでガイドライン表示(取説P.76) は対角線&十字 にしてあり、ヒストグラム (取説P.76) も表示させている。ピーキング表示(ピントの合った部分の輪郭を特定色で強調表示する:取説P.76) 、ハイライト表示(白飛びの起こっている部分を白黒点滅で表示する:取説P.76) 、ゼブラパターン表示(白飛びの恐れがある部分を縞模様で表示する:取説P.76) はOFFにしている。撮影時になぜかOFFになっていたけど水準器 も表示させている。けっこう賑やか。
■コントロールリングに割り当てる設定について
コントロールリングは、レンズ根元にあるリング。設定方法は取説P.22 より、
・標準 ・ズーム ・ステップズーム ・ISO感度 ・ホワイトバランス ・フィルター選択 ・OFF(未設定)
に変更できる。
『標準』って言うのは、普段はステップズーム、シャッター優先/マニュアルモード時に1/3EV単位でシャッター速度を変更できるモード。
2ちゃんねる情報では、コントロールリングにズーム、ズームリングにステップズームを割り当てて使っている人がいるようだ。
なお、どの設定でもMFモードでは強制的にマニュアルフォーカスリングに切り替わる。
僕はしばらく操作した末、なんか邪道に思えるかもしれないが『フィルター選択』に設定することにした。以下理由。
・『ズーム』『ステップズーム』はズームレバーがあるから不要(僕はステップズームしか使わない)
・『ISO感度』は十字キー上ボタンからコントロールダイアルで変更可能。こっちのがアイコンも書いてあって直観的。
・『ホワイトバランス』は十字キー右ボタンから変更可能。これもこっちのがアイコンも書いてあって直観的。
一時期はコントロールリング割り当てはOFFにしていたのだけど、普段使っていてもコントロールリングを誤動作させることは稀だと気づいたので、せっかくだからフィルター機能を割り当てた。と言うか、フィルター機能ここに割り当ててやらないと使う気にならない(笑)。ついでに言うと、ボディ上面のフィルターボタンから操作するのと、コントロールリングから操作するのではなぜか設定画面が別に用意されていて、コントロールリング操作の方がプレビューが大きく表示されて見やすい。
個人的には、コントロールリングにフルタイムMFを設定できるとありがたいんだけどな。
あと、LX100ではフィルター機能 と言う名称だけど、他の機種ではクリエイティブコントロール となっている。この名称の揺らぎはいったい何なのだろうか。←調べた結果、他のカメラにはモードダイアルの中に独立して『クリエイティブコントロール』アイコンの設定があり 、P/A/S/Mとは独立して設定する機能のようだ。LX100ではそういう独立機能が付けられないので、クリエイティブコントロール機能と同一でもフィルター機能と名前を変えているっぽい。
■背面のFnボタンについて (取説P.21または77)
Fn1ボタンにはフォーカスエリア選択、Fn2にはWi-fiボタン、Fn3ボタンにはLVF/MONボタンを割り当てている。要するにカスタマイズしてるのはFn1だけ。
Fn1にフォーカスエリアを割り当ててるのは、操作の方法を後半で解説。
Fn3はフォトスタイル機能を割り当てるのもアリだと思う。
■Q.MENUについて
このカメラは1ボタンでアクセスできるQ.MENUボタンがあり、結構な数の設定にすぐアクセスできる。背面ボタンの個別割り当てにない機能、普段は使わない機能を登録しておくと便利。
僕の現在の状況は以下の通り。
○フォトスタイル(取説P.68/74) :フィルムシミュレート。鮮やかさなどを変更可能。普段はVIVID。
○記録画素数(取説P.40/74) :L、M、S(それぞれ画素数はアスペクト比に依存)を変更可能。普段はLサイズ。
○クオリティ(取説P.40/74) :RAWを保存するかどうか、JPEGの画質をどうするか。実質的にはRWA+JPEG / JPEGを切り替えるだけにしか使っていないけど。
○4Kフォト(取説P.37/75) :4K動画を活用して写真を撮影する機能。ここから1アクションで設定できる。
○HDR(取説P.26/74) :HDR写真の撮影。なお、RAW保存を選択しているとHDRはグレーアウトしていて撮影できない ので注意。
○測光モード(取説P.45/74) :基本はマルチ測光。
○AFS/AFF/AFC(取説P.74) :基本はAFS。
○デジタルズーム(取説P.50/75) :普段は使わないが、臨時の時のためにQ.MENU内からアクセスできるようになっている。なお、デジタルズームもRAW保存を選択しているとグレーアウトして変更できない 。
○iDレンジコントロール(取説P.74) :使うとしたら、三脚にすえつけての撮影になると思う。
○超解像(取説P.74) :このカメラの解像性はあまり高くないというのが一般の評価だけど、僕もそう感じる。でも特にこの辺の機能で解像感を強調したりはしていない。
○ヒストグラム表示(取説P.76) :一応Q.MENUから操作できるようにしてあるが、変更することは稀だろう。
○ゼブラパターン表示(取説P.76) :上記に同じ。
○ピーキング(取説P.76) :上記に同じ。
○ガイドライン表示(取説P.76) :上記に同じ。
○モノクロライブビュー(取説P.76) :上記に同じ。
その他使っていないメニューは以下の通り。
×シャッター方式(取説P.45/74) :電子シャッターか、メカシャッターかを選択できる。ローリング歪みの発生しがちな鉄道写真などを撮る人は気にするのかも しれない。
×フラッシュモード(取説P.52/74) :いまだに外付けストロボ買ってないので…
×フラッシュ光量調整(取説P.52/74) :DMC-LX3では-2/3EVに固定しっぱなしでした。
×iAズーム(取説P.50/75) :デジタルズームにアクセスできればいいかなと。
×手ブレ補正(取説P.75) :三脚据え付け時もONにしっ放しで問題ないと思う。
×動画記録方式/画質設定(取説P.35/75) :動画はとらない。
×写真撮影(取説P.75) :動画はとらないので変更することがない。
×サイレントモード(取説P.75) :常にOFFです。
×記録枠表示(取説P.77) :使いません。
×ズームレバー(取説P.77) :ステップズーム固定です。どうしても変更するならメニューに入ってからやるので不要。
×ISO感度(取説P.44/75) :十字キーからダイレクトにアクセスできる ので不要。
×ホワイトバランス(取説P.39) :十字キーからダイレクトにアクセスできる ので不要。
×オートフォーカスモード(取説P.41/69) :十字キーからダイレクトにアクセスできる ので不要。
×ドライブモード(取説P.46) :十字キーからダイレクトにアクセスできる ので不要。
Q.MENUボタンはこんな感じにすぐアクセスできる。
■普段の操作:AF/MF編
フォーカス切り替えスイッチは、AFマクロ/MFしか使わないので、AF部分にはグッタペルカを埋め込んで操作できなくしてある。
別にAFマクロでも僕には困らない程度のピント合わせ速度があるし、操作切り替えで間違える方が多いから。
で、AFは通常は49点選択になっている。
フォーカスモードを切り替えたいとき には十字ボタンの←ボタンを押す。
ピント検出位置を変えたいとき にはFn1ボタンを押す(十字キーを←・↓の順に押しても変更できるが、この操作を忘れることが多い)。
MF操作に切り替えたいときはフォーカス切り替えスイッチをMFに切り替える。自動でコントロールリングがMFリングになる。MFアシストはPinP(全画面ではない方)に設定している。
■普段の操作:RAW現像編
ここは不満点を。
このカメラのRAW現像は、画像再生モードに入ってからMENU/SETに入り、再生メニューの中から『RAW現像』を選択する、という手順になっている。
手順が毎回煩雑なので、再生中にFnボタンのどれかを押すだけでRAW現像メニューに入れるよう、カスタマイズできないものだろうか。
また、PENTAXのカメラと違ってRAW現像中の画像にフィルターを適用することができない。ペンタックスだとフィルター効果を、重ね合わせまで出来るのでぜひ見習ってほしい。←調べてみると、Panasonicのカメラでも後からフィルター効果を適用する機能として『クリエイティブレタッチ』 と言うものがあるようだ。LX100でもぜひ導入してほしいのだが…。
DMC-LX100のお似合いケース、ちょっとした改造 – ちゃたろうふぁんくらぶ の記事のさらに続き。さすがに今回で最後だろう。
Panasonic Lumix DMC-LX100にあうケース探し
前回買ったsuono のケース、作りや雰囲気はとてもいいのだが、やっぱりサイズがちょっと小さく、きつい感じがするので思い切ってもう少しサイズの大きい奴を買ってしまった。
色に極端なこだわりがなかったので、在庫の中から赤い色を選んでみた。思ったより派手な色彩なのだが、品の良い派手さでなかなか気に入った。
前回買ったものとの色合いの違い、大きさの違いはこんな感じ。なお、suonoのサイトは個別カメラ機種向けに商品が載っているのだけど、具体的に大きさを大から小へ並べたものがなかったので、チマチマと自分で調査した。↓
前回買ったのがPQS(PENTAX Q-S1 標準ズームレンズ用)で、今回買ったのはEL5(オリンパスペンLite E-PL5/E-PL6(レンズキット)用)になる。EM2(キャノンEOS M2用)でも良かったかもしれない。
ケースに入れた感じはこんな感じ(実際には普段はレンズの方を奥に、LCD面を手前に入れる)。これだとかなり余裕があり、カメラにも無理をさせていない感じ。
と言うことで、僕のように疑似レンズフード(後述)を装着してレンズが厚めになる人はEL5を、そうでない人は(QPSだとやや小さめなので、上記表を見て都合の良さそうなものを)選ぶといいだろう。
さらに勢い余ってこれも購入してしまった。
ラッピングクロスはそこそこリーズナブルだと思う。
これでDMC-LX100を包むとこんな感じ。このラッピングクロス、『LCS-WR2AM』型番が現行品で350mm x 350mm、『LCS-WR1AM』型番が旧品で500mm x 500mmになる。僕のところで包んだ印象では(僕は小さいほうを買った)、コンデジをラッピングする、あるいはミラーレス+単焦点あたりを収納するのならLCS-WR2AMでいいけど、一眼レフ等をラッピングするのなら旧型番のLCS-WR1AMの方が大きくて良いと感じた。ので、大きいほうがいい人は早めに商品確保した方がいいと思う。
Panasonic Lumix DMC-LX100にフードっぽい何かを追加する
前回の記事でも書いたのだけど、フード代わりに八仙堂の58mm延長筒(継手リング) を追加してみた話。最初は、手元に転がっていた継手リング オス-オス Φ58mm と継手リング メス-メス Φ58mm で組み合わせてみたのだけど、この組み合わせだと最広角の近距離で
こんな感じにケラレが発生してしまう。ので、戦略を変えて保護リング Φ58mm を二枚重ねする、と言う作戦に出てみた。
左が旧作戦のオス-メス混合、右が保護リング2枚重ね。厚みが結構違う。
ほぼ真横から見るとこんな感じ。なお、「継手リング メス-メスだけで済ませれば厚みがちょうど良いのでは?」と思うかもしれないが、メスリングは特殊なので今度はレンズキャップが装着できないのである。
と言うことで、保護リング2枚重ねでいい感じにフード代わりになることが分かったので、今後はこのスタイルで持ち歩こうと思う(せっかく1mmでも薄いレンズ設計を考えてくれたであろうパナの中の人には若干申し訳ないが)。しばらく使ってみて他に問題がなければ、保護リングとステップアップリングごと本体と同じ貼り革で巻いてしまおうかと思う。
ついでにオマケ。この類のフィルター遊びをしていると、どうしても複数フィルターがガッチリかみ合って、外せなくなるトラブルに遭遇する。そんな時はフィルター外しの治具や100均辺りで調達するゴムシートなどにお世話になることが多いのだが、僕の机の上にフィルターを外すのにちょうどいいものが転がっていたので紹介。
何のことはない、スタバのコースターである。
コースターをひっくり返して、こんな風に押し付けながらギュッと回すと簡単に外れる。まあ、100均でゴムシート買ってくればいいのだけど、ゴムシートは他に使い道なくてそのうちどこにしまったか忘れそうなので、それよりも常に机の上に転がっていても問題ないコースターの方が便利だよ、と僕は思った。
Panasonic Lumix DMC-LX100のストラップについてもちょっと考えてみる
今までの記事で当然のようにおさまっていたハンドストラップ、ARTISAN&ARTISTのACAM-290-GRYである。
どっからどう見てもブラウン(茶色)にしか見えないのだが、ブラウンの型番は別にあって、僕が持っているのはグレイ(灰色)のモデルである。
実は、これ、同じ素材のネックストラップ、ACAM-280-GRYを持っている。
で、こっちのネックストラップの方は14、15年ほど前に買った(当時は高いので悩みに悩んだ記憶があるが、現在ではさらに定価が上がっている)のだが、購入した当時は確かに灰色のストラップだったのだ。
と言うことで、ストラップに使われている革の経年変化なんだと思うけど、こんなに色が変わるもんだ(って言うかそんな長期間保ってるストラップも凄いな)とちょっと思った。
とちょっと本題からちょっと離れてしまったけどこのストラップについても少しレビューしようと思う。
僕は基本的にネックストラップが嫌い(ネックストラップだと、ファインダを覗くときにストラップが邪魔に感じることがある)ので可能な限りハンドストラップを使っている。その目線で、
■このストラップは根元のところがカメラ側のストラップ環を傷つけないよう保護革があるのだが、これのせいかストラップがグルグル回らず、若干取り回しの悪さはある。
■上記と同じ理由で、このストラップをカメラに装着したり外したりするのが滅茶苦茶やりにくい。
■装着してしまえば、そこそこ手になじみ使いやすいストラップかなあと思う。
と言った感じ。
ついでに、手持ちの他のストラップも紹介。
これはDMC-LX3にかなり初期のころからつけていた自作のストラップ。ケータイのストラップを買ってきて、ハンドストラップにちょうどいい長さのところでカットし、カメラ本体との装着にユザワヤで売ってた組紐を装着している。実はこれ、ちょっと難があって、組紐部分の強度が足りていない。と言うか、この組紐そこらじゅうに使っていたら一部のところで組紐が切れてしまっているのがあった。LX3装着中にトラブルがなくてよかった。
もう一つ紹介するのは、ulysses sputnik (ユリシーズ スプートニク)。
こんな風に、わっかの部分を引き絞って小さくすることができる。僕は腕が太いのでLサイズを使っているけど、Lでもちょっときついかなあと思うときがあるので、成人男性ならLサイズの方を買っておけば失敗はないだろうと思う。
このストラップはスマホにつけてもいいかもしれないね。
DMC-LX100にお似合いのケースを探す – ちゃたろうふぁんくらぶ の記事の続き。
Panasonic Lumix DMC-LX100にあうケース探し
まずは、前回紹介しただけで撮影しなかったものをちょっと写真付きで。
まずはSunbrellaのこのバッグ。
ふだんケータイと財布だけ入れて持ち歩くにはもってこいのバッグなのだが、
こんな感じでLX100はどーがんばっても収納できない(笑)。
あと、このキヤノン×アルチザン・アーティストのインナーバッグは、
こんな風にコンデジ2個+アクセサリー、または標準レンズ付き一眼レフ+交換レンズまたはコンデジ、アクセサリーなどを入れるのにちょうどいい。が、LX100単体で持ち歩くにはちょっとでかすぎるわけで。
で、今回紹介するのがsuono(スオーノ)のPQS-003、PENTAX Q-S1 標準ズームレンズ用 カメラケースである。
試しに標準状態のLX100を入れてみると、
こんな感じ、
こんな感じ、
こんな感じで、若干きつめではあるかな? とは思うけど、まあまあいい感じである。僕が想定で計算した時に、EVFの厚みを無視していた分、奥行きが若干狭く感じるのかもしれない。
なお、僕が愛用するスタイルの予定の43-58mmステップアップリング+タムロンレンズキャップをDMC-LX100に装着すると
こんな感じでさらに奥行きが狭く感じるので、もう1サイズ大きいバッグを選んでも良かったかもしれない。まあ、実際に手に取って大きさを確かめられるわけではないので、選び方としてはこの辺が難しくて限界かな。
DMC-LX3のフィルター周りをちょっと改造
ついでに、さっきから当然のように書いているフロントリングにステップアップリングをかませている改造だが、この辺もちょっと写真付きで紹介。
これが見慣れた標準スタイルなのだが(写真がほこりまみれなのは僕が物撮り下手なうえに無頓着だからである)、この鏡胴の出っ張りに比べてキャップが小さいスタイルが僕は気に入らなかった。ので、ステップアップリング43-58mmを挟んで大きいレンズキャップを装着しているのだが、
なんかほとんどの人には「こんなん見栄え変わってねーよ!」って言われそうでもあるが、僕は満足しているのである。ただし、このステップアップリングを装着するには実はひと手間を加える必要がある。
新しいカメラを買った:Panasonic DMC-LX100、所感・雑感 – ちゃたろうふぁんくらぶ
にもチラリと書いたのだけど、実はステップアップリングが0.5mmぐらいと言うほんの微妙な間隔で、うまく装着できないのだ。ステップアップリングをめいっぱい閉めこむと、レンズの方が引っ張られて手前に来る影響か、電源が正常に落ちなくなる。また、電源が正常に落ちる程度にステップアップリングをゆるくはめ込むと、今度はリングがグラグラして固定できなくなるのだ。
仕方なく最初はLX100のフロントにある化粧リング(オート開閉キャップなどを装着できるようマウント構造になっている)を外して使っていたのだけど、ちょっとかっこ悪かったのでもう少しまともになるよういろいろ手を加えてみた。
最初のアイデアは、2ちゃんのデジカメ板で他の人が挑戦していた、「43mmフィルターを一枚かます」と言う技。43mmフィルターを買ってきて、邪魔なフィルターガラスは外してしまって、43mmの薄い延長筒とするというアイデア。
やってみたら、今度はフィルター枠が厚すぎて、ステップアップリングとの隙間が目立って個人的にはかっこ悪いという結論に達した。一応、これでも薄枠フィルタと書かれた奴を選んだのだけどね。
で、これだけで諦めるのは残念なので、フィルターをサンドペーパーでこすって薄くしてみた。
フィルターの先端側を削って、地の銀色が見えているのが分かるだろうか。
で、1mmほど削ってみて再装着してみたが、今度は削りすぎたのか、フィルターのねじ切り部分が不足してグラつくようになってしまった。しかもこれでもステップアップリングと鏡胴の間の隙間は残ってしまう。 のでこの案はボツ。
次に、ステップアップリングの根元に何かはめモノをすることで0.5mm分の装着を何とかしようというアイデアを思い付いた。
こんな感じに、クラフトワーク用の糸(普通の裁縫糸より少し太い)を一周巻きつけてみた。普通の裁縫糸を巻くのなら数周巻いた方がいいと思う。
結果的に、こっちは大成功。鏡胴が綺麗なツライチになったうえに、ぐらつきもなくなりました。めでたしめでたし。
さらにオマケ。手元に、八仙堂の58mm延長筒(継手リング) があったので、フード代わりに装着してみたの図。
なんか無駄に精悍な格好になった。この状態で、ズーム全域でケラレはないので、フードとしてなかなか有効な印象(残念ながら広角端、換算24mmの最短距離付近で若干ケラレがあったので対策検討中)。ただ、さっきも書いた通りステップアップリングを挟むだけでキツキツになるsuonoのケースに、このフードをつっくけるとほぼ入らなくなるので、アイデア倒れではある。(むしろ、サイズに合ったsuonoのケースを買い直すべきか?)
ちなみに、標準状態で電源を入れてレンズが飛び出した姿がなんか間抜け、と言われているLX100だが
こんな風にステップアップリングを装着したり
こんな風にフードが装着されたりしていると、だいぶビジュアルがマシに感じられないだろうか?
写真のファイルネームの重複を防ぐ
これはオマケの備忘。僕が使っているペンタの一眼レフは、写真のデフォルトのファイルネーム(連番の前のヘッダ部分)が変えられる。そこで、僕はファイルネームヘッダを『K5_0+4桁連番』と設定して使っている(撮影総枚数が1万を超えたらK5_1とインクリメントすることで、10万枚まで命名できる)。
が、一方で僕が持っているパナのコンデジ、DMC-LX3とDMC-LX100はファイルネームヘッダが『P101+4桁連番』に固定されてしまっており、これをそのまま使っていくと将来(と言うかすぐに)両方のカメラのファイルネームが重複してしまう。これは不便だ。世の中の人は撮影終了後、PCに移すたびにEXIF情報からリネームすることで運用している人もいるらしいが、僕にはちょっとそれは面倒に覚えた。
そこで、DMC-LX100の方をちょっと細工して、重複が起こらないようにしてみた。
やり方は簡単。SDカード内の『DCIM』フォルダの下にある『101_PANA』などのフォルダ名を『501_PANA』と変更してしまい、さらにそのフォルダの下の一番最後のファイルを『P5010001.JPG』などとリネームしてしまえばいい。これで、以降このカメラで撮影されたファイルは『P5010002.JPG』~と連番になっていくので重複は起きないというわけだ。
僕は2台しかなかったのでファイル名分割を半々にしてしまったが、3台ある人は2台目を『401_PANA』、3台目を『701_PANA』などと変更して運用すればいいと思う。
なお、デジカメの中のディレクトリ命名・構成のルール、ファイル命名のルールはDCFと言うルールで規定されていて、現在はDCF Ver.2.0 が発効されている。ざっくりと読んでみると、ディレクトリ名は『3桁数字+自由名4文字』、ファイル名は『自由名4文字+4桁連番』となっている。どっちも自由文字で使えるのは[0-9A-Z_]である。ディレクトリの数字は100~999まで(000~099は使えない)、ファイルの数字は0001~9999まで(0000は使えない)、ファイル名の最初の文字に『_』は使えない(先頭文字_はAdobeRGB空間などのDCFオプション色空間のファイルであることを示す)などが主な規制で、他は割と自由に設定しても構わない。のだから、ファイル名の頭文字列とか個別のカメラで自由に設定できる(ペンタの一眼レフのように)すべきだと思うのは僕だけだろうか。
DMC-LX100のお似合いケース、ちょっとした改造をさらに追求した – ちゃたろうふぁんくらぶ に続く。
さて、今回はDMC-LX100向けのカメラケース・バッグ類を探してみた。基本的に自分がネットの海をさまよって探したものだけど、商品紹介が主なのでちょっとアフィリエイトリンク多め、商品写真の無断引用多め、で。
僕はDMC-LX3の時は、最初いわゆる『チョークバッグ』を使っていた。岩登り(ボルダリング)をする人が、手が滑らないようにつけるチョークを入れてるバッグで、腰に取り付けるタイプの奴。その後、ハンドメイド(自作)でLX3専用ケースを作ってそれを愛用していた。
↑手作りのバッグはこれ
で、LX100ではどうしたものかと悩んでしまったのである。パッと見るとLX3と比べて大して変わらないじゃないか、と思ったのだがよくよく使ってみると意外にサイズ差があり、特にレンズ部分の飛び出しが(僕がステップアップリングとタムロンレンズキャップを使っているのもあって)かなり大きく、チョークケースには入らなかった。
そこで、新しいバッグを模索してみた。他の荷物と合わせて持ち出すときには、ARTISAN&ARTIST(アルチザンアーティスト)のACAM-7100があるので、もうちょっとミニマムな持ち出しを想定して、「DMC-LX100 + 財布 + 携帯電話」ぐらいをささっと持ち出す、そんなものを想定した。
持ち出す品のサイズは、長財布(190mm x 95mm x 厚み少々)、スマホ(180mm x 90mm x 厚み少々)、デジカメ(120mm x 66mm x 厚み65mmほど)、といった感じ。
最初に探し出したのは、『シザーバッグ』。床屋さんや美容院の人が仕事中にはさみ等を入れて腰に下げている、アレである。チョークバッグよりは若干大きいので、スマホ+財布は確実に入りそうである。
amazonなんかでシザーケース、シザーバッグなどで検索するといくつも商品がヒットするがこの手の製品は写真写りに比較して実物が意外に安っぽかったりなんかするので、とりあえず僕がカバン類を買うときは第一選択肢にしているARTISAN&ARTISTから製品を見繕ってみると、↓などが検索にかかった。
プロ用ウエストバッグM PM-02|ウエストバッグ|ARTISAN&ARTIST*ONLINE SHOPPING
2WAYウエストバッグ PM-10|ウエストバッグ|ARTISAN&ARTIST*ONLINE SHOPPING
で、なかなか良いなーと思っていろいろ妄想シミュレートしてみたけど、結局厚み的に入らないんじゃないか、と言うことで断念した。僕の手元に似たような感じのf.64製のsunbrella fabricのカメラバッグを持っているのだけど、これに財布とスマホは入るけど、カメラは(単独でも)入らないのだ。と言うことで、このアイデアは残念ながら終了。おそらく、想定カメラがソニーのRX100系列ならちょうどおさまったんじゃないかと思う。
次に検討したのは、いろいろなサイズのバッグをラインナップしていることで有名なVanNuys(バンナイズ)。とにかくいっぱい商品が掲載されているので、お目当てになりそうな商品を探すのは大変だった。商品によってサイズがちゃんと書いてあったりなかったりするのは、ちょっと構成的によろしくないサイトだなあなどと思いつつ、↓の二つの商品をピックアップしてみた。
バンナイズ / デジアナ 格納庫 -9 Teddys Model / T1-E ( 低反発 クッション材 底パット 入り )
バンナイズ/ミニ301/50%/60%新色 ■バンナイズWebShop
だが、結局どっちも僕は検討外とした。バンナイズはいろいろパーツを取り外したり付け加えたりできるレゴブロック的な面白さが魅力なのだと思うのだが、このサイズのバッグではそのせいでゴテゴテしすぎて、ちょっとミニマム感が足りない、と感じたのだ。
で、結局落ち着いたのは「やっぱりカメラを持ち出すときは素直にARTISAN&ARTISTのACAM-7100を使おう」と言う、安直なものになってしまった。ただし、裸でカバンに突っ込むのもどうかと思うので、インナーバッグ的なものが欲しいな、と言うのをもう少し追及してみた。
最初に目星をつけたのはARTISAN&ARTISTのカメラポーチ。
ACAMシリーズ(カメラポーチ) ARTISAN&ARTIST*ONLINE SHOPPING│アルティザン&アーティスト公式ショップ│化粧ポーチ・バッグ・カメラバッグ通販
これは似たようなポーチでキヤノンと協業したPA-E4BWと言うのを持っているけど、こっちはちょっと大柄なので純正の小型のがいいかなあと思ったのだ。
がACAM-75にせよACAM-76にせよちょっとサイズ感が大きいかなあと言うことで今回は見送った。でもそのうちこれらポーチはふとしたはずみで買ってしまいそうな気もする。
次に、いわゆる『ラッピングクロス』にも目を向けてみた。基本的にただのハンカチと言うか一枚布だけど、厚みと柔らかみがあってそれでカメラをささっと包んでしまおう、と言う商品。
まずはやっぱりARTISAN&ARTISTから。ACAM-80と言う商品。高いわ。
カメラアクセサリー ACAM-80 ARTISAN&ARTIST*ONLINE SHOPPING│アルティザン&アーティスト公式ショップ│化粧ポーチ・バッグ・カメラバッグ通販
そんな値段を出さなくても、ソニーのラッピングクロスで充分に品質は賄えると思う。
LCS-WR2AM | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
この辺も候補にいれつつ。
あと、cottaと言うブランドの本革ソフトケースは写真でもDMC-LX100を使っており良さげかなあと思ったけど、LX100専用とか言ってるところもある割にはちょっとブカブカ感があるのでこれは見合わせ。
で、結局最後はsuono(スオーノ)のカメラケースにした。スオーノもファブリック感が好き。残念ながらDMC-LX100用はないのだけど、サイズをもとにいくつか製品のスペックを見た結果、PENTAX Q-S1用がサイズ的によさそうと言うことで、ココア・ベルギーモカ色を購入。
他にも、↓のような色もあるので参考に。
また後日、実際に買ったインプレをしてみたいと思います。