ELECOM Bluetooth キーボード TK-FBP100BK 簡単なレビュー

最近、職場で割と暇なのでXperia Z2 Tabletで電子書籍を読んだりして過ごしていた(会社のPCはイントラのみに繋がっていてインターネットには繋がっていない)がそれも飽きてきたので、会社でブログのアイデアでも書いちゃおうかと言うことにした(仕事に空きがあるだけでサボっているわけではないので、特に問題はない)。
が、さすがにタブレットのソフトウェアキーボードでは長い文章を書く気が起きないのでハードウェアキーボードを使ってみることにした。

購入の候補になったのは以下のキーボード。


まずはAnkerのキーボード。安くて出来はなかなかいいみたい。ただし、英語配列しかないので僕は購入検討外。

次にロジクールのK380。安くて無難な選択かと思う。評判を見ると、キートップが丸すぎて若干打ち心地が悪いらしいが、まあ値段からすればこんなもんなんだろう。


トラックポイント付きモバイルキーボードのBluetoothタイプ。結構いいお値段だが、僕の場合はメルマガ会員があるのでしょっちゅう周辺機器50%OFFとか55%OFFとかやっているのでおおよそ7000円台では購入できる。

あたりを検討候補としつつ、とりあえずさっさと入手したいのでK380あたりなら在庫あるんじゃないのかと思って近所の電気屋に行ったら、K380すら店頭になかったが、ELECOMのTK-FBP100と言うキーボードが売っていて、「まあ、これでいいか」と思って購入してきた。

ということで、この商品の簡単なレビューになる。

なお、セットで組み合わせるマウスは既にだいぶ昔に購入した(多分vaio typePとセットで買った)SONYのVGP-BMS33というものを使っている。別に新規でマウスを買っても良かったのだがどうせ余ってるしということで。このマウスは見た目はなかなかにスタイリッシュ、操作感触もクリックもスクロールもシッカリ感があって非常に良いマウス。割とひらべったいマウスなのだが、モバイル意識しすぎて平べったすぎるわけでもなく、通常用ほど背の高いわけでもない、まあある意味中途半端ではあるのだけど使いやすいマウスである。
欠点としては、戻るボタンのないシンプルな3ボタンマウスである、というところか。
マウスはAndroidに普通に認識されて、矢印ポイントが表示されて使うことができる。マウスの速度は【設定】【言語と入力】【ポインターの速度】で変更することができる。残念ながらスクロール速度の変更まではできないらしい。

また、Xperia Z2 Tabletを立てかけておくスタンドは、最初100均のものを使っていたが、プラスチックで何かの拍子にバキッといったのでもう少し良いものを、ということでAnkerのモバイルスタンドを購入して使っている。

このスタンドは金属製でかなりガッシリしており、重たいので常に携帯する用には向かないと思うが、会社の机の中に入れっぱなしで使うときなどはかなり便利。スタンドの角度は若干のぐらつきがあり完全無段階ではない気もするが、まあこれより頑丈な無段階変更の搭載は無理だろう。

ということで閑話休題。
キーボードの印象だが、キー配列が非常に素直なので使いやすい。あえて言えば右端の【-^¥ @[ :] \】のキーが幅狭になっているが、この程度で済んでいるのは良いほうだろう。矢印キーなどは押しやすいかどうかはともかく配列が素直な方が絶対に良いと思うので、この状態でいい。あえて望むならF1-F12キーが4つづつで区切りがあると最高だが、そんなのはThinkPadのキーボードでもレアだったりするのでこれでいいだろう。
Ctrlのキーがきちんと左下の端にあること、Fキーが変なマルチメディア機能優先ではなくファンクション本来の機能が優先であることなど、好む人は多いのではないだろうか。

キーの打ち心地は、こんなもんかと思う。非常に浅い打ち心地なので好まない人はいるかもしれない。キー打ち込みの浅さの割にキートップのグニョグニョ感もあるが、総じてまあ妥協はできるかなという感じである。キーボード打鍵音は基本的に静音。まあキーストロークがこれだけ浅い機種でうるさいっていうのも聞いたことはないが。

キーボード全体の剛性はこれまたこんなもんかと思う。ガッチガチに硬いわけではないが、頑丈にしすぎれば当然重くなるわけで、妥協点としては悪くないと思う。見た目をスタイリッシュかつ薄めに見せるためにキーボードは薄くしつつ、電池(単4電池)収納のためにキーの奥の方は下に少し膨らんでおり、わずかだがキートップに傾斜がつく構造になっている。このため、キーの中間あたりは裏側に空間があるわけだが、ここはスタイリッシュに見せるようにこんな空間にしてしまう必要もないかなあと思う。何かを挟み込めば剛性が上がり打ち心地が良くなりそうではある。僕の場合、職場でチョイとおいて作業するスペースにコピーレスマットが敷いてあるのでもともと剛性が極端に出ない環境なので、これでいいかなと思う。

サイズ感としては、十分コンパクト。Xperia Z2 Tabletより若干幅広にはなるが、違和感のあるほどの大きさの差があるわけでもないのでこれでいいと思う。10インチ前後のiPadあたりと一緒に組み合わせても、サイズ感が合わなくて不格好と言うほどにはならないと思う。

総じて満足度が高く、そこそこ長く使えそうな印象だ。

なお、Androidではキー配列がちゃんと認識されない場合は、【設定】【言語と入力】【物理キーボード】でキーボードのレイアウトの選択から【日本語109A】にしておくといい。ほとんどのキーは違和感なく使えると思うし、Ctrl+Z/X/C/VAlt+Tab(アプリの切り替え)などのショートカットキーも有効に機能する。あえて言えば、日本語入力⇔英語入力の切り替えは半角/全角で当然できるのだが、他のキーに変更できるとありがたい(僕は変換キーにIMEのON/OFFを設定しているせいで無意識にここを押してしまう。まあ自分が悪いのだが。AndroidとしてはCtrl+Shiftなど他のキーでも切り替えができる柔軟な設定になっているらしい)。


作業環境はこんな感じ。さすがに職場で写真を撮るわけにも行かないので、自宅で再現。なお、実際にはタブレット端末は縦置きにしてダラダラーっと使っている。

※なお、このエントリは全部上記環境で書いた後、画像の挿入やタグの挿入のみPCで行った。Android端末ではマウスでドラッグしても範囲選択ができないので、タグの挿入ができないのだ(ダブルクリックで範囲選択できる場合があるが、ブログの草稿のtextarea内ではそれも不可能っぽい)。これだけ物書きできれば、まあ充分かなあと思う。
※調べた結果、まずマウスでコピー選択開始位置に一回クリックしたあと、キーボードのShiftキーを押しながら選択終了位置をクリックすることで範囲選択できた。っていうかキーボードのカーソル操作も効くので、タブレット端末だけで編集を完結させることも特に問題はないっぽい。

以下、追記。
なお、こんな使い方をする場合、タブレット端末としてiPad系を使うのは一見良いように見えて欠点がある。iOSはマウスが利用できないのだ。代わりにスタイラスペンが高性能なので、タッチパネルやスタイラス重視で手書きが多いのならiPad系を、PCライクなスタイルでいちいちマウスに手を伸ばさずダラダラやるのならAndroid系を使うのが良さそうだ。

また、Android系でもマウスの機能は結構制限がある。マウスは左クリックでも右クリックでもスクロール中クリックでも機能に変わりがない。昔のMac端末を彷彿とさせる感じ。ただ、マウスのシングルクリックとクリック長押しで別の機能が割当されているケースがほとんどなので、そこは使い分けると良い。手元でよく使うアプリだと、Firefoxではクリック長押しでリンク先の開き方のポップアップが表示され、別タブで開くことが容易だし、楽天マガジンアプリだと長押しすることで雑誌詳細を飛び越えて直接雑誌を開くことができる。

その他、マウスのスクロール機能の対応にも幾つか差異がある。Yahoo!ニュースアプリなどはスクロール機能非対応でマウスでチマチマとドラッグしないと上下が動かないので、タッチパネル操作したほうが手っ取り早い。一方で、Twidere、Pocket、Firefox、楽天マガジンなどはスクロールに対応していて、PCでマウス操作しているのとほぼ似たりよったりの操作になる(Twidereのみ、スクロールアップしていくと新しいTweetが見れる普通のTwitterライクな設定になっている分、新しい書き込みを見る操作がスクロールの逆回しになるのは欠点ではある)。

また、今回の環境では基本的にマウスはスリープモードに入ることがないようで、放置しておいても支障はない(むしろ、画面オフにしていてもマウスに触ると画面復帰してしまうのは邪魔くさかったりはする)。一方で、キーボードの方は一定時間操作しないとスリープ状態になるようだ。この時、アプリによってはXperia系のスタンドに装着したときのようなリセットがかかるらしく、Firefoxなどでは特に問題はないのだが、楽天マガジンではキーボードがスリープに入ったり復帰したりするタイミングで雑誌のページ送りがリセットされて先頭に戻ってしまう。楽天マガジンアプリでページ送りをキーボードのカーソルキーなどでできれば便利なのだが、そういう機能はなく楽天マガジン利用時はキーボードは完全に遊んでいる状態なので、楽天マガジンを使う前にキーボードはこまめに電源をOFFにするのが好ましいかと思う。

Synology DS418jのHDDを交換してみた

昨年の秋に購入した自宅用のNAS、SynologyDS418jだが、ディスク容量がそろそろ不足してきたので1つのHDDを差し替えた。
のでその過程を備忘メモ。

昨年の秋に購入した時点で、HDDはWD Red 6TB(WD60EFRX)を1本買い、残りは既に手持ちだったWD Red 3TB(WD30EFRX)を2本、一時的用にWD Green 3TBを1本差しての4本で9TBと言う仕様でSHRで利用していた。これだと未使用領域が出てしまったりで結構無駄だったりはするのだが、ゆくゆくはWD Green 3TBWD Red 6TBに差し替えて12TBにして使おうと言う目算。

で、半年ほど使っていたのだが、ここ最近、残り容量が1.2TB(残り15%)を切るようになってからNASの再起動やOSアップデートの際などに容量低下を案内するメールが届くようになっていたので、いよいよと思い差し替えを実行した。
実行にあたっての手順は大まかには以下の通り。
・まず交換するHDDを調達。
・HDDを交換するためにNASの電源を切る前に、差し替えるHDDが何番目に差さっているか確認する。DS418JのWeb OS画面をだし、【ストレージマネージャ】から【HDD/SSD】のメニューの中に今入っているHDDの場所が確認できる。
・確認が終わったら、NASの電源を切る。電源を切る前に、【HDDを交換】的なメニュー操作をする場所はない。単純に1台のHDDが壊れ、修復するのと同等の処理をするだけになる。
・DS418jを分解し、HDDを交換する。なお、HDDの交換をするのは一度に1本だけにする(複数HDDをいきなり交換してはいけない)。HDD交換時に順番を並び替えて容量の大きい順に、とかなんとなくやりたくなるがたぶんそう言う位置移動も避けた方がいい(位置は移動しても復旧できる可能性はある)。また、交換する前のHDDはどれを交換してもいい(通常は一番容量の小さいHDDを差し替えると思うが、別に一番容量の大きいHDDを差し替えても支障ない)が、交換した後のHDDは既に利用しているHDDの個々の容量の中で一番大きいものか、それより大きい容量にそろえる必要があるはず。
・HDDの差し替えが終わったら、NASを組み立てて電源を入れる。NASからは、アラートのためのビープ音が出ている。HDDが1つ故障し、劣化モードに入ったと認識されているため。事前に設定を変更しておくことでビープ音は出ないようにも出来るが、修復処理が走り始めればビープ音は止まるので我慢した方がいいと僕は思う。
【ストレージマネージャ】から【ストレージプール】の画面に入り、上の【操作】から【修復】を実行する(この辺のメニューは時々場所が変わっているようだ)。あとはのんびりと修復作業が始まるので待つ。修復作業中はNASにデータ突っ込んだりするのは一応避けた方がいいだろう。
うちの場合、3TB→6TBのHDD差し替えで修復作業は約10時間かかった。概ね半日はかかるものと覚悟しておいた方がいい。うちは夜中寝ている間に作業をさせておいたが、HDDのアクセス音がカリカリうるさい、と言うほどの事は特になかった(6TBまでのWDのHDDはもともと静かなのだけど)。

HDD交換用の事前メニューがないと言うのが分からなくて、最初少し悩んでしまったが作業は思ったより簡単だった。


SanDisk Ultra microSDXC UHS-I 400GB (SDSQUAR-400G-GN6MA)簡単なレビュー

いよいよmicroSDXCも400GBに到達。やっと購入したので、簡単にレビュー。

過去の履歴としては、
SDSDQUAN-200G-G4A (200GB) : SanDisk Ultra 200GB Micro SD (SDSDQUAN-200G-G4A)簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ
SDSQUNI-256G-GN6M (256GB) : SanDisk Ultra microSDXC UHS-I Premium 256GB (SDSQUNI-256G-GN6M)簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ
SDSQUAM-256G-GN6MA (256GB, A1 Class) : SanDisk Ultra microSDXC UHS-I Card Premium Edition 256GB (SDSQUAM-256G-GN6MA)簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ
とレビューしてきている。

今回も、amazon.comから個人輸入。$189.99に下がったタイミングで購入。送料含めて日本円では¥23,436円なり。
今回は
・XPERIA Z3 Tablet Compact SGP621 : SDSQUNI-256G-GN6M(256GB) → SDSQUAR-400G-GN6MA(400GB) へ差し替え。
・余ったSDSQUNI-256G-GN6M(256GB) : Walkman NW-ZX300 へ差し替え。
と変更した。Z3Tはこの400GBへの更新で最後になるだろう(さすがに512GBへの差し替えはないと思いたい)。

以下、容量とスピードの比較。
まずは容量から。
SDSDQUAN-200G-G4A (200GB) : 183GB (196,832,395,264byte)
SDSQUNI-256G-GN6M (256GB) : 238GB (255,802,212,352 byte)
SDSQUAM-256G-GN6MA (256GB, A1 Class) : 238GB (255,802,212,352 byte)
SDSQUAR-400G-GN6MA (400GB, A1 Class) : 366GB (393,803,202,560 byte)
天使の分け前がさらに増えた。本来は、200GBのmicroSDXCは197GB、400GBのmicroSDXCは394GBとして売るべきなんだろうなあ。

次に速度。すべてSFD-321F/T81UEJRで測定。

SDSQUAR-400G-GN6MA (UHS-I 400GB, A1 Class)

比較対象に過去の記事から画像をピックアップすると、

SDSQUAM-256G-GN6MA (UHS-I 256GB, A1 Class)


SDSQUNI-256G-GN6M (UHS-I 256GB)

Sandisk microSDXC UHS-I Premium Edition 200GB
SDSDQUAN-200G-G4A (UHS-I 200GB)

速度は今回の物が一番優秀に見える。ざっくり比較するに、A1 Classだからと言ってSeq.にせよRam.にせよ速く出ると言うことは無いようだ。一方で、200GB/400GBはともにQ32T1のWrite速度が高い。この辺はいわゆる通常サイズであるはずの2の階乗数字でないシリーズには容量をケチる代わりに高速化できる何かのノウハウがあるのだろうと推測される。

Walkman NW-ZX300の簡単なレビュー

ソニーのウォークマン、NW-ZX300をを購入したので、簡単にレビュー。
もともとはスマホ(Xperia Z3 compact)で済ませていたのだけど、この機種の持病と言うかイヤホンジャックが接触不良気味になってきて音が途切れることが出てきたので、思い切って高級機で音楽を聴くことにした。
合わせて、イヤホンはケーブルを交換してバランス接続で使うことにしたのでそっちの経緯も合わせてレビュー。


今の持ち出し用の組み合わせはこんな感じ。

・NW-ZX300

色は黒を選択。黒とシルバーでは音が違うと言う話もあるようだが、はっきり言って気にする必要はないだろう。外装とは言え素材が違うので聴きこめば音に違いがある、でもそれは意図して作り分けた音の違いではなくて、単に違う素材を使っていても音をそろえるのが難しい、って言う程度の話を針小棒大にしてるだけだと思う。

検討機種としては、まあせっかくだからバランス接続程度は出来る高級機種を、と考えたが2.5mmのバランスケーブルはなんだか端子が華奢で怖かった(実際はそんなことは無いのだろうけど)ので、ちょっとがっしりとした4.4mmバランス採用の機種(結果的に現状SONYほぼ一択になる)を選んだ。上位機種にはNW-WM1A(さすがにNW-WM1Zは検討外)などもあるが、音質以前に正直持ち歩くのが面倒になりそうなサイズっぽいので除外した。

NW-ZX300をが届いた時点では使うイヤホン、EtymoticResearch ER-4P用のバランスケーブルがまだ用意できてなかったのでしばらくアンバランス接続で使っていて、少し前にバランスケーブルセットがやっと揃ったのでバランスに交換した。結果的にアンバランスも200時間弱のエージング使用をしたことになるが、確かに音質は変わったようにも感じられるが正直通電による変化なのか、自分の耳が受ける印象が変化したのか分からないので実際はエージングは気にしていない。
バランスケーブルにした結果は若干の変化があって、少し音の角が立ったと言うか鋭い感じの音になり、音楽の立体感と言うか奥行が増したように感じられた。

端末の印象としては、サイズ感はちょうどいい。って言うか、このぐらいの大きさのスマホがでたらヒットするんじゃないか、と思うサイズ感。手持ちのZ3Cよりさらに一回り細身なので持ちやすい。その分厚みがあるが、このぐらいの厚みがある方が剛性感で安心感がある。
表示画面品質、タッチパネルはかなり不満。液晶は表示がざらざらしていて数世代前のケータイに立ち戻ったかのような印象。発色も今一つ薄味で、アルバムアートなどが最初は凄く安っぽく見えてびっくりした。タッチパネルの反応も数世代前の感じ。まあどっちも音質に関係ないからケチってるのかな。自分の中では最新の液晶パネルを使うよりもSoC負荷が小さくて音質への悪影響が少ないのだろうと勝手に思い込んで納得させている。
操作パネルの使い方もイマイチ。音楽再生画面から上フリックでArtistやアルバムを選択する画面、下フリックでソースダイレクト(や多分イコライザ設定)画面、右フリックでブックマークリスト、左フリックで再生リストへ飛ぶのだが、この画面へのショートカットいるのか?と言う印象。左右フリックはスマホのPowerAMPなどと同じように楽曲の前曲/次曲への移動にして、4つの画面のうち2つを上下フリックに割り当てれば充分なんじゃないかと思う。
操作ボタンに関しては、物理ボタンがあるのは人によっては便利なのだろう。僕には手触りで前曲/次曲移動が分かりにくくてイマイチ。素直に画面を点灯させて移動ボタンを押している。画面ON/OFFボタンに関しては物理ボタンの一番上と覚えておけばそんなに間違えはしないだろう。でも、ジャケットを装着した方がボタンの位置が分かりやすく、操作し易くなった。
音質に関しては、納得で満足いくレベル。やはりスマホなどと比べて一段階クリアで無理のない音を聴かせてくれる。多分、NW-ZX300ををいきなり視聴しても音の変化に気づかない人は結構いるだろうけど、ある程度NW-ZX300をを使い込んでこっちの音質に馴染んだ後でスマホなどに戻ると大いに不満が出るだろう。

今のところは、普段聞く楽曲は別途NASにフォルダを作って置いてあるのをRealSyncと言うソフトで同期させている。このソフトは単にフォルダ間ファイル同期(ミラーリング)をするだけのソフトなので、それ自体をWalkmanの内蔵メモリ内に置いてあり、PCにUSB接続してソフト起動→同期するだけ。現時点でflacばかり(CD音質・Hi-Res混在)700ファイルほどあるが、今のところ64GBの内部メモリでまだ余裕ありそう。
アルバム楽曲などを入れようとすると内部メモリでは当然不足するので、microSDXCを使うことになる。近いうちにmicroSDXC差し替えで256GBのが一つ余る予定なので、これに雑多な楽曲を入れる予定。

・musashino LABEL NW-ZX300用フルアーマケース【CP-NWZX30C1】 (カーボンブルー)

最初は端末を裸で使っていたが、どうも擦り傷などつきそうな外装だったので、ジャケットを装着することにした。ポリカーボネートむき出しはさすがに安っぽすぎるかな、でもレザーにまでする必要はないや、と言うことで武蔵野レーベルのフルアーマーケースに落ち着いた。色はとりあえず無難な青っぽいのにしたが、後々、バランスケーブルが赤色のしかなかったので赤いジャケットにしても良かったかなあと思ってはいる。


こういうケースをかぶせると端末がちょっとデブって見えるからどうかなあと思っていたが、NW-ZX300をは本体がシャープなのであまり違和感はなかった。先ほども書いたが、このジャケットを装着した結果サイドの物理ボタンはかえって押しやすいと言うか分かりやすくなったのも満足な点(ただし見た目は若干安っぽくはなる)。

・STD-NWU10

ウォークマン用のクレードル。家に帰ってきたらここに差して充電している。クレードル自体は汎用となっているが、もとは別の機種用に設計されたと思しきものなので、NW-ZX300をとは幅があっていない。クレードルの方が若干細い。装着すると左側の方はクレードルとツライチになるのだが、右側面はNW-ZX300をの方がはみ出す。まあそのせいで設置が不安定になったりはしていないようなので構わないのだが、設計上はNW-ZX300をは左端の下にストラップホールがあるので左側がはみ出す設計の方がスマートだったんじゃないかと思う。
ストラップを装着していたり、ジャケットを装着していたりしていてもクレードルへの脱着は特に支障はない。


クレードルはこんな感じ。メインモニタの左わきにスマホ・タブレットが置いてあるので、メインモニタの右脇の隙間にWalkmanが置いてある。

・WMP-NWM10

スマホ等々のUSB-microBをウォークマンポートに変換するアダプタ。別に純正品に限らず、一個ぐらいこういうのは持っておいても便利かと思う。

・PeakDesign アンカー AN-3

ストラップ代わりに。

・Etymotic Research ER-4PT

僕がもう7、8年ぐらい使っているイヤホン。ケーブル断線があったので今まではZephone EE-4にリケーブルして使っていた。ER-4Pとしては後継のER4SR等々が出ているが、まだまだ当面はER-4P(ER-4S)を使っていくつもり。
今回、NW-ZX300を購入にあたってバランスケーブルに差し替え、それに合わせケーブル内抵抗をER-4S相当の品に交換したので今はER-4PではなくER-4Sと記載するべきか。
実はShure SE425も持っているのだが、どうも僕の耳がガバガバと言うか、耳の穴の径が大きいのかShureの方はうまく装着されず、どうも音が漏れているような印象がある。また、Shure SE425の多少朗らかな音よりER-4Pの硬質で繊細な感じの音の方が好みで、もっぱらこっちばかり使っている。

・ヘッドホン・イヤホン側変換アダプタEtymotic Research ER-4S (MMCX化)
ヘッドホン・イヤホン側変換アダプタ その4 Etymotic Research ER4SR ER4XR ER-4S ER-4P (MMCX化) | E4UA
ER-4P(ER-4S)そのものの端子は特殊な2pinタイプで、4.4mmバランスのケーブルは市販されていないので、汎用のmmcxに変換するアダプタをeu4aさんのところで制作してもらった。
アダプタとしてはeu4aさんのところで紹介されているMMCX–ER-4S 80度のものとほぼ同じ。識別ポイントだけ赤ではなく白にしてもらったぐらい。
アダプタとしては良好で、これでなんの気兼ねもなくmmcxで遊べるようになった。アダプタサイズもごくごく小さいので、それほど邪魔になることは無い。


アダプタの装着後はこんな感じのサイズ感。


もうちょっと拡大した写真も一緒に。

・onso イヤホン・ヘッドホン用リケーブル iect_03_bl4m 4.4mmバランス(5極)⇔MMCX [1.2m]

バランスケーブルは2.5mmならもっと選択肢があるだろうけど、4.4mmだとこのケーブルになってしまう感じ。僕としてはリケーブルは断線の保険的な意味合いがいまだに強くて、高級なもので音質の違いを楽しむ、までは行っていない。また、4.4mm端子はI字状のものではなくL字状のものが好み。となるとこれ一択な感じ。
ケーブルはまあまあしなやかだけど、Zephone EE-4のもっとクタクタした柔らかさに比べるとこちらの方が少しコシがある感じ。素直なケーブルなのでタッチノイズなどはほとんど感じない。できれば、被覆の色に数種類欲しかったところ(せめて無彩色なものが良かった)のだがまあ仕方ないところ。

・SHURE 3フランジ・イヤーパッド(3ペア) EATFL1-6

イヤピースに関しては、Etymoric Research純正品よりもShure純正品の方がコシがあり、白い色もきれいなのでこっちを使っている。どちらでも特に問題なく装着できる。Shureのはフランジの根元をユーザの好みでカットすることを前提にしているのか、やや長めなのではさみですこしカットして使う。

・トンボ鉛筆 ippo! うずまきグリップW ND-GUW ピンク

これはバッグ等に収納する時にケーブルをまとめるのに使っている。弾力が非常に弱く、硬いケーブルだとうまくまとめられないだろうけどonsoのケーブルはしなやかなのでこれでなんとかなっている。
ケーブルを束ねる安くてキレイな6つの方法 – ケータイ Watch
こちらの記事を見て真似して使っている。ケーブルをまとめる方法としてはかさばらなくて便利。

X-T2の小旅行用に必要な備品を洗い出してみた

来月、再来月と東京方面へ一泊二日~二泊三日程度の小旅行に行くので、その時用のFUJIFILM X-T2用の撮影小物を適当に買いそろえた。
ので備忘も兼ねて簡単に紹介。
友人に会ったり、買い物をしたり、イベントに行ったりする傍らで東京スナップをすることを想定している。まあ、一日に撮影しても最大800枚程度、今回はフルに撮影日に組んでいるわけではないことを考えると実質は一日400枚程度になるだろう(とはいえ一応800枚を目安に検討)。連射の多い撮影を想定している人はバッテリーとSDカードに関してもっと多めの見積もりが必要になるだろう。

■カメラボディ
今回のボディはFUJIFILM X-T2。人によってはサブボディを持つ人もいるかもしれないけど、僕は一台だけもてば十分かと思っている。

■レンズ
手持ちの物を2、3本ピックアップ。今回は六本木の東京ミッドタウンにあるフジフイルムスクエアに行って無償レンタルなども試してみたいと考えているので、レンズはなるべく少なめを想定。

■メモリーカード
元々、X-T2用にはSDXC UHS-IIの64GBのカードを購入していた。が、これで撮影できる枚数が約1600枚で、まあ足りるとは思うのだがちょっと心もとなく感じたので、悩んだ挙句、バックアップになら思い切って大容量にしてしまえ、とUHS-Iの256GBを買い足してしまった。

こんな変則的な構成にするのなら、素直に最初からUHS-IIの128GBを一枚買っておけばよかったなあ、と若干後悔。

■バッテリー
バッテリーはもともとNP-W126Sを3本構成で使っているので、全部持っていけば問題ない。概ね、1本で300枚ぐらいは撮影できるので3本あれば900枚は確保できる計算になる。

互換バッテリーもあるが、僕は純正品を買うようにしている。飛行機や撮影会などでひたすらバッテリーが必要なら、予備用に互換品を数本買うと言う選択肢もいいかもしれない。

■バッテリーチャージャー
普段は自宅で純正バッテリーチャージャーを使っているが、純正の付属チャージャーでは一度に一本しか充電できない。他社では純正で一度に2本充電できるチャージャーを用意している会社もあるが、フジフイルムでは残念ながらそう言う製品はないようだ。
日中、最大3本使うことを考えると、1本づつチマチマ交換するのは面倒なので、ここはサードパーティ品で一度に2本充電できる製品を購入することにした。

サードパーティ品は安全性的に積極的には使いたくないのだが、まあ旅行中の一時的利用だし問題ないだろう。X-T2はUSB接続すればボディ内でも充電できるので、最大3本同時に充電もできることになる。

■充電用ケーブル
ケーブルは100均の巻き取り式USBケーブルで済ませる。スマホ用・タブレット用・Walkman用・バッテリーチャージャー用・X-T2本体内充電用で最大5本必要になる。まあ全部同時にやる必要はないとは思うけど。

■USB充電器
上記の説明の通り、最大5口使う可能性があるので5口チャージャーがあると便利なのだが、定番のAnker製品で調べたところAnker PowerPort Speed 5はちょっと大きめでかさばりそうなので、妥協してAnker PowerPort Speed 4で済ますことにした。Anker PowerPort 4と言う製品もあり、そっちのが安いのだがまあ将来的にQCを使う可能性もあるのかなあ…と1ランク上の方を買っておくことにした。

■清掃用品
清掃用品は普段持ち歩いているものと同じ。ブロアー、レンズペン、クリーニングクロスの三点セット。実際には外出先で使うことはあまりない。

僕が使っているブロアーはこれ。僕は黒を買っているが、今見てみると黒以外が捨て値で売ってるので他の色でいいと思う。別にこれに限らなくてもいいけど、携帯用のブロアなので扁平な平べったいタイプの物の方が便利。小さすぎると風が弱すぎるので多少は大きさがあった方がいい。また、僕の使っている製品は普段は吹き出しノズルの部分を外して反対向きにし、ブロア内に装着することで若干コンパクトにすることができる(非推奨の使い方かもしれない)。のでノズルの部分が取り外しできる製品の方が携帯性がいい。

レンズペンはかさばらないので一応持っているけどほとんど使わない。レンズ用に考慮されていると言ってもレンズペンの先でレンズ前面をゴシゴシするのは抵抗があるし。どちらかと言うと反対側のブラシで軽くホコリを払う程度。

クリーニングクロスは正直何でもいいと思う。おススメは大小二枚もち。大は上記のようなものや、セーム革など。10cm四方よりは大きめなサイズを選んでおくと扱いやすい。これで清掃はスマホやタブレットの表面などなんでもまかなう。…が、レンズのガラス面だけは共用するとクロスにチリが付着していたりして嫌なので避ける。ガラス面の清掃だけに関しては、スマホやタブレット用の保護フィルムなんかを買うと小さいクリーニングクロスが付属しているので、ああいうのを未開封にしておいて携帯し、使い捨てにする。

■フィルタ

フィルタは気合入れる時は77mm径のPL/ND8/R72のセットを持っていくのだけど、かさばるので普段は58mm径のPL/R72セット。

なぜかCPLは無駄に高級品、R72は無駄に安物。R72なんて解像度あまり要求しても仕方ないかなあと今回安物を買ってみたのだけど、なにぶん冬場なので草木の緑がなく、赤外写真効果の具合がまだ確かめ出来ていない。ざっくり見るに、このフィルタでND換算で5段分ぐらいの効果があり、Kenko ZetaのR72はND換算で10段分ぐらいあった気がするので、ちょっと効果が薄いかもしれない。
防護フィルタの類は使わない。

■その他、カメラバッグ・カメラストラップなど
省略。

【2018.4.7追記】
実際に使ってみた感想。
二日間の撮影だったのだが、初日は天候が悪かったこともあって撮影枚数100枚ほどとちょっと低調に終わった。ので、バッテリは1本で事足りた。
二日目は寒いものの天候は良かった。また、レッドブル・トロロッソ・ホンダのイベントを見に行ったところ、モトクロスのショーがあり、せっかくなので珍しいからと連射しまくった。撮影枚数は通常のスナップが70枚ほど、イベント中の撮影が150枚ほど。その結果、イベント途中でこの日新しく入れたバッテリがほぼ終わり、予備バッテリに交換した。
と言うことで、二日間総計で300枚を少し超える程度の撮影で、バッテリは1本が空に、2本がだいぶ少なくなったものの足りる、と言う状態で3本体制なら充電器がなくてもギリギリ足りる状態だなあと言う感じだった。
※なお、レッドブル・トロロッソ・ホンダのイベント中はAFでは追い切れずMFで撮っていたので、AFを多用すればもう少しバッテリは必要だったと思う(それでも3本で賄えたとは思うが)
今月終わりにも(今度は3日間の予定で)出かけるので、もう一回出かけた結果の報告を書く予定。

上記のような撮影枚数なので、SDXCカードも64GBのみで事足りた。

また、撮影のため歩いている最中は、ストラップはPeakDesignのLeashが便利だった。普段はネックストラップはカバンにしまう際に邪魔なのでハンドストラップのcuffを使っているのだが、さすがにカメラぶら下げっぱなしで歩き回るのにはネックストラップの方が便利だった。
【2018.4.7追記ここまで】