僕はまあまあ図書館を利用する。
うちの娘が保育園の頃は絵本を借りていたし、娘が学校に行くようになって学校の図書室を使用するようになっても自分用の本をちょこちょこと借りに行く。
で、昔はマイバッグ(エコバッグ、ショッピングバッグなどと言われる奴)に入れて本を持ち歩いていたのだけど、マイバッグはお店で買った品物によっては結露の水で濡れることもあるし、絵本を入れないとなるとそこまで大きい本である必要はないので、図書館専用の袋を一つ用意したいものだと思っていたところ、結構面白いものを発見した。
なんと、『岩波文庫』の柄のバッグである。これは買いだ! とさっそく買ってみたので簡単なレビュー。
生地は柔らかめのコットン生地。取っ手の取り付け方を見る限り、ぎゅうぎゅうに本を詰め込んだらちょっと不安に感じそうだけど、僕が普段借りる3、4冊程度を入れるのなら何の問題もないだろう。B4ぐらいの大きさがあるけど、絵本だと稀にこれより大きいサイズのものがあるので、絵本を借りるような人はもう少し大柄なバッグを探したほうがいいと思う。
僕の買ったものの柄は柳田国男の「遠野物語」である。なお、写真に写り込んでいる文庫は同じ遠野物語なのだが、集英社文庫のものである。僕は本を借りる・買うと言っても、専門書・学術書・科学分野・民俗学分野・経済学分野が主で、小説等はほとんど買わないので意外に手元に岩波文庫が少なかった(4、5冊ぐらいしかなかった)。
なにか雑誌を入れてみたイメージとして、「アサヒカメラ」を突っ込んでみた。このぐらいの大きさの雑誌が一番ピッタリくる大きさなんじゃないかと思う。なお、僕がアサヒカメラを買うのはニューフェース診断室にペンタックスの製品がとりあげられているときで、特集とかは全く気にしない。
バッグを開けると、やや小さなポケットが2個ついている。ただの布きれをくっつけて外袋と縫い合わせている簡素なものだが、まあ役に立つかもしれない。ためしに手元にあるものを突っ込んでみた感じでは、お財布はちょっと入らない。カードケースやスマートホン辺りを入れるのがちょうどよい使い方なのではないかと思う。
僕が購入したもののほかに、松尾芭蕉とかぐや姫のバッグもあった。この辺はお好みでどうぞ。
手持ちのEtymotic Researchのイヤホン、ER-4pが断線してしまった。
確か、2009年ごろに購入して、過去にも一度断線してその際はサウンドハウスの保証を使って交換?修理?だかをしてもらった記憶があるので、今回は二度目。さすがにサポートも切れていると思うので、今回はリケーブルと言う手段に挑戦することにした。
僕自身は、リケーブルと言うものをあまり信用していない。ケーブルを変えることで音質が変わるというのはどうも…と言う立場。とはいっても、ケーブルによって内部抵抗値が変わるだろうことは当たり前で、ER-4シリーズは内部抵抗を変えることで対象機器や音質に差のあるER-4p/ER-4s/(ER-4b)と言う機種を出しているので、まあ全く変わらないと言うことはないのだろうけど。
で、Etymotic Reserchのリケーブルを探してみるのだが、これが商品がほとんどない。まあ、Etymotic Researchが公式にはリケーブルを明言していないのだから仕方ないとは思うのだが、公式で交換用ケーブルを発売してくれればいいのになあ、とか思いつつ探す。
で、見つかったのはオヤイデ電器が出してるZephone EE-4と言う製品。Silver Seagull(シルバーシーガルP)と言う名称らしい。どうやら、Zephone EE-1と言うので過去にもケーブルを出していたのだが、そっちは生産終了で入手困難なようだ。(EE-2、EE-5はsケーブル代替品になる。)
他に選択肢もないのでe-イヤホン楽天店で購入。8,850円のポイント10%だった。
で、簡単なインプレッション。
(なお、以下でなんで純正ケーブル切れたのに比較できるの? となるかもしれないが、実はER-4p自体を去年の値上げ前に予備で買ってあって、今回ケーブル交換したのと合わせて手元に二台あるからです)
・ケーブルは全線がツイステッドケーブル。非常にしなやかで、独特の感触があってよい。純正ケーブルは左右分岐以降がより線で全体がもっと固いので、かなり印象は違う。またEE-4は左右分岐の後にケーブルをまとめるビニール輪があるので、この辺の作りの良さも光る。
・ケーブル長はEE-4の方が10cmぐらい短い。
・耳元のケーブルから端子への被覆が少ないので、耳元の部分に関してはEE-4の方が若干弱弱しい。スレテオミニジャック側に関しても、EE-4は被覆がないのでやっぱり弱弱しい。ミニジャック自体だけはEE-4の方が大きくて頑丈だ。僕の旧ER-4pはいずれも耳元の断線で死んだので、この弱弱しい感じは若干不安ではある。
・EE-4はタッチノイズが大きい。ケーブル全体がより線だからだろうか。着席した状態で、顔を左右に振るだけでも結構なノイズが乗る。これはちょっと残念な仕様。— 2016.02.03追記 慣れてみると、そんなにタッチノイズの違和感は感じなくなりました。なんでだろ。新品の時は妙にナーバスに評価していた気がします。 —
・音質的には、EE-4の方が中低音域が太り、中高音域が痩せる印象。中高音が抜けるので高音が少しカサカサした印象になり、一方で低音側がちょっとモコモコした印象になる。と言うか、素の感触では純正ケーブルの方がいい。まあ、これに関しては、僕はER-4pを基本的にWalkman NW-A857で使用していて、結構ガッツリとイコライザをかませて使っているから、と言うのもあるかもしれない。と言うかイコライザで修正しちゃうので、最初の素性の比較以外では今後気にしないかも。— 2016.02.03追記 使い込んでみると、EE-4の方に耳が慣れたのもあってあまり違和感はなくなりました。別にEE-4のままでいいんじゃないですかね。 —
耳元付近の様子。臨時で引っ張り出した方は三段フランジチップ使ってますが、普段はAir Complyのウレタンフォームを使ってます。
左右分岐付近。シルバーの方がEE-4、分岐以降でも止められるビニールチップがあったり、分岐より手前もツイステッドケーブルになってたりするのが分かるかなあと思う。
ミニジャックの部分。ちょっとブレた。一見するとEE-4の方も根元とケーブルの間を被覆が覆っているように見えるけど、この覆いはケーブルを包み込んで固定しているわけではないので、この辺に力がかかり続けてると意外と早く断線しそう。
<<オマケ>>
一、二週間試行錯誤して、結局↑のような組み合わせで使うことに落ち着いた。
耳栓チップは、ER-6iについていた三段フランジチップ。別にER-4pのでもよいのだけど、余りものを見つけたので使ってみた。色の組み合わせがいい感じ。
携帯音楽プレーヤはA857からZ Ultraへ。Z Ultraの音質はかなりヘッポコで、イコライザでかなりごまかしているのだけど曲と曲の間で『チー』と言うノイズが少し入るし、音楽も分離が悪くてごちゃっとした印象の音になってしまう(だったらA857使えばいいじゃんと思うけど)。まあ、逆にデスクトップの音質の良さを再認識出るという話もある(デスクトップはLuxman DA-100にAKG Q701)。
<<2015.09.11追記>>
早くも8月末に断線して最初のケーブルはおしゃかになってしまった…。半年ちょいで断線と言うのは、ER-4p付属の純正ケーブルよりも耐久性ちょっと弱いですね。
まあ、僕の使い方が荒っぽい(僕は寝ホンとして、ER-4pで音楽を聴きながら寝てしまうことがよくあって、布団の中でケーブルがもみくちゃになってしまうことがある)のが寿命の短い原因だと思いますが。丁寧に使えば2年ぐらいは使えると思います。
今回の断線は、ケーブルが左右に分かれるY字の部分で左側の音が切れてしまう感じでした(Y字の根元をグネグネいじると一時的に音が復活します)。
<<2016.02.03追記>>
実は、上記断線は嘘だったらしい。(ので嘘だったところはdelした。)
結局、いったん使えなくなったEE-4はさっさと諦めて、追加購入でEE-4買い直したのだけど、『もしかしてEE-4を修理に出せばいいんじゃね?』と思ったので、販売元のeイヤホンに問い合わせて修理をした(購入店は楽天店だったけど、修理依頼はWeb本店で問題なかった)。で、そのやり取りを備忘記録。
eイヤホンに問い合わせた回答は、
・ZEPHONE製のケーブルは、1年間といったような保証期間はなく、2週間のみの初期不良対応のみとなっている。
・国内代理店はオヤイデ電気となり、プラグ付近の断線の場合は、3,000~4,000円での有償修理となる(僕の場合は見積もりで有償修理3,560円とあった)。複数断線など見られた場合は、おそらく本体交換となり、新品を購入するくらいの値段がかかる。
と言うことだったので、『まあ新品8,850円の半額以下で修理できるならいいかな』と思って、修理を依頼した。
で、修理に送ってからおおよそ1週間で作業完了したのだけど、『断線かと思われましたが、プラグの汚れが多く見られたため、清掃を行いましたところ、断線は見られず、正常に動作する事を確認致しました。』となった。僕の使い方や確認がいい加減だっただけなのだ。で、『お見積もりに関しましては、清掃のみとなりますので、無償での対応となります。』となった。返送手数料すら払わず、まさに神対応だった。
と言うことで、無事に手元に普通に動くEE-4が2本体制になった。ER-4pのイヤホン本体側がそう簡単に壊れるとは思えないので、上記インプレの時に持っていたER-4p予備は処分してしまった。今は処分のお金に少し追い金して、SHUREのSE425-V-J辺りを買ってみようかなあ、ともくろんでいます。
このサイトの名前にもなっている、「ちゃたろうふぁんくらぶ」のちゃたろうって何ぞや…
と紐解くと、ともかくも昔に書いた記事
[ ちゃたろうふぁんくらぶ ] > [ ちゃたろう自由研究 ] > [ ちゃたろう紅茶 ]
を見た方が早いのだが、要するに大学生の頃コンビニで売ってた紙パックのフレーバーティーにはまっていて、そのパックにかかれたキャラクター「ちゃたろう」が気に入ったから、と言う至極どうでもいいことだった。
…のだがそのサイト名を15年も使い続けることになろうとは当時は思いもしなかったのである。
で、その「ちゃたろう」くんは世間からはすっかり消えてしまっているだろうと思っていたら…なんと、いまだにちゃたろうパッケージのお茶製品が存在していた!
嬉しくて思わず買ってしまった。今までに知らぬ間に発売されてたほかのグッズもあったのかもなあ。スーパーにあるとはチェックしていなかった。
これは普段飲み用の紅茶パックセット。中身はいたって普通の紅茶であります。
こっちはロイヤルミルクティーの粉末スティック。こっちの方がちゃたろうの本来のコンセプトには近いかなあ。さむーい夜に、このミルクティーを飲むとほっとします。
僕は、自室で夜にPCの前に座っているとき、基本的に室内蛍光灯(天井からぶら下がってる奴ね)を使わない。
ただでさえPCの明るい画面の前にいるのに、室内灯までつけると明るすぎるような錯覚に陥るためだ。
かと言って照明何もなしでは困るので、手元+αぐらいをともせる間接照明を設置した。
まあ普通の人ならデスクスタンド使えばいいのだけど、PCの大画面の上から照らせるようなデスクスタンドのちょうどいいのが見当たらなかったので、自席の左わきにあるスチールラックに関節照明を組み込んでしまった。あんま人に見せるほどきれいな出来ではないが、こういう工作をしている人がネットで探しても存外見当たらなかったので、ちょっと記事にしてみた。
蛍光灯は、以前に買った、ホームセンターで売ってたやつ。電気工事など不要で、ただコンセントからケーブルを伸ばせば済むタイプのだ。ストレートタイプで、幅が約60cmのもの。パネルの脇にスイッチがついている、ごく単純なやつである。
今買いに行ったら、LEDタイプしか売ってなかった。LEDのが光量ありそうだけど、光の拡散はどうなんだろう
で、こんな感じにタイラップでスチールラックに固定するだけである(ピントすらあってない手抜き写真でスマヌ)。が、ただ固定しているだけでは能がないので多少加工してやる。
まず、上側にも光が逃げて行ってしまうのがもったいないので、上にはアルミホイルを敷き詰めてやる。
余談だが見ての通り自室は砂壁なので、おしゃれにしようという気持ちが微塵も起こらない。したがって写真も真面目に撮る気が起こらない。また、この照明の下にも小型の電波時計がすえつけてある。電波時計マニアのアホである。
つぎに、目の脇に蛍光灯があると光源として眩しすぎるので、光を拡散させて覆ってくれるシェードをつける。これは100円ショップで塩ビシートを見繕ってきた。幅が60cmだったので、縦方向には無駄にカットしないで済んで都合がよかった。が半透明で若干拡散性が低いので、蛍光灯の光源が来る手前側には余ったシートをコの字型に加工して、二重にしてやる。
で、この塩ビシートもタイラップで固定してやる。塩ビシートにタイラップを通す穴は、ドライバーセットの千きりで穴をあけて、プラスドライバーをぐりぐり当てて穴を広げるだけでいい(まじめにやるならドリル使ってもいいけど)。なお、塩ビシートは100円ショップでよかったがタイラップはホームセンターで買うことをお勧めする。100円ショップにも10本ぐらい入った束は売っているのだが、ホームセンターで買うと200円ぐらいで100本入ってた。これだけ数があるとほとんど使い捨てのようにガシガシ使えるからいい。
で、これが完成状態。まあまあ手ごろな拡散状態で夜にPC使うにはいい感じになる。
なお、この加工をすると蛍光灯を完全に覆ってしまうので、蛍光灯のスイッチを入れにくくなる(塩ビの上から無理やり押して切り替えることもできなくもないが)。
かと言って紐を引き出してスイッチON/OFFするタイプのものでもないため、別途スイッチを追加してやることにした。この蛍光灯はケーブルの差込口がメガネタイプなので、汎用のメガネタイプのケーブルスイッチ
↑こんなのを買ってスイッチを手元に引き出せばいい。
ブレた写真で申し訳ないが、ヘッドホンをかけるところの隣にON/OFFスイッチを引っ張り出してある。
-2015.10.15 追記-
この間接照明は照明灯が壊れてしまった。ので新しい照明を設置した。
新しい照明の設置記事は以下の通り。
スチールラックに間接照明用の蛍光灯をDIYした:再び – ちゃたろうふぁんくらぶ
アヤメ アンティーコと言うところの長財布を買ってみました。
16タスキーネ ポルタフォーリオと言う製品の、オルテンシア(ブルー)の方の色です。
なぜこれを選んだかと言うと、ちょっと長い前フリがある。
実は手元に、Artizan&Artistの「LA-411」と言う型番の札入れがあるのだけど、これを大変に気に入っていた。とはいえコインケースもないカード入れ兼お札挟みでしかないので、財布と言う用途ではなくて普段使わないカードを入れておく小物と言うことで使っていた。イタリアンレザー使用の青い札入れだったのだけど、経年変化でだんだん黒ずんできたのがかえって非常におしゃれでかっこいいのだ。
で、これの長財布がどーしても欲しくなりネット中を探し回ったのだ。と言うか、そもそもアルチザン&アーティストではこの革素材はこの札入れ含めほとんど製品化していないので長財布はないのだけど、探せば同じレザーを使って作っている製品があるのではないか? と言うこと。
で、目に留まったのがこの製品。「ミネルバリスシオ」と言う名前の革が、なんとなくよく似ているのではないか、と言うことで購入することに決定した。
実際に届いてみると…うーん、思っていたよりはグリーンに近い感じのブルーだった。革の厚みもそこそこにあり、僕の想定していたレザーに比べると若干柔らかい風合いだ。これは違うのかなあ? とも思ったりはするけど、ここから10年ぐらいかけて成長させていけばきっといい風合いになってくれるに違いない、と思い今後大事に使おうと思う。
手前がA&AのLA-411、その下が16タスキーネ ポルタフォーリオ。16タスキーネ ポルタフォーリオの方が緑味が強いのがなんとなくわかるかな?(こんな加工しまくりの写真で理解しろって無理があるか。) 奥の本も偶然ハードカバーが緑だ。この本の話は別の記事で。