まだずいぶん気の早い話だが、そろそろクリスマスになる。で、うちには今年小学校三年生の娘がいるのだが、毎年この季節になってくるとクリスマスのプレゼントを何にするか悩む。
で、今年はタブレット端末をプレゼントしよう、と思って今回下調べした。と言うのも、現在学校で国語の時間にローマ字を習っている最中だし、(あまり回数は多くないようだが)パソコンに触れる授業で、キーボードの操作などを学び始めているからだ。
家庭によってはそれこそ小学校入学前から親のITガジェット端末を渡して遊ばせたりしているところもあるだろうが、僕の家の場合は基本的には触らせていなかったので、そろそろ体験させておいた方がいいだろう、と思っての事である。
と言うことで、その下調べ段階での内容を一通りまとめたので、備忘メモ。この手のITガジェットは毎年刻々と事情も変わるだろうしなかなか調べきるのも難しいのだが、参考にしてくれる人がいるとうれしい。
目次
1. 購入選定
2. 購入機種&必要な周辺機器
3. 初期設定
4. 子供向けの設定
1. 購入選定
まず、購入端末の大まかなイメージ。
小さい画面ばかり見ていると目に悪い気がするので、スマホよりはタブレット優先にしたい。
解像度WUXGA (1920×1200)、またはそれに準じるものが良い。WXGA (1280×800)まではまあ妥協してもいいかもしれない。それ未満は検討に値しないので対象外。
LTE(3G)回線は有無を問わない(Wi-fiのみでも良い)。
価格は2万円前後、出しても3万円程度まで。新品が望ましいが、一応中古も検討。
・Androidタブ→主に購入検討
できればSnapdragon系、準じてTegra、MediaTek系を選びたい。:Atomは可能な限り避けたい。
OS ver.はJB以上ならOK、むしろLollipop以降は僕が触ったことないので避けたい。
・iOSタブ→購入検討、後述(やめた)。
・Winタブ→とりあえず現時点ではやめた。Winタブを買うぐらいならスティックPCのがいいと思う。
以下、個別メーカ/機種の選定状況。
■Apple系
iPhone系 →現時点では通話端末は不要だろうということで、除外。将来的に周囲の同世代が持つようになったら検討すればいいと思う。
iPad系 →出来れば選びたかったが、iOS製品全般の傾向として中古でも値段が高い。
妥協できる値段(2万程度以下)の製品では、現行の使用に耐えるとはとても思えなかった。
→却下
■SONY系
XPERIA Z3 Tablet Compact(SGP612JP) →価格を無視すればAndroid全体でも一番良い選択肢だと思うが、値段的に却下。
XPERIA Z Tablet(SO-03E) →中古で2万以下で買えるので検討。かつて使っていて割とよくできているのは分かっている。
って言うかこれがSONY系で一番良い選択肢。だけど中古が怖い。
→SO-03Eの中古を候補に入れつつ、様子見。
■NEC系
LAVIE Tab E TE508/BAW →スペック的にはNexus7(2013)のが魅力に思えたので却下。
LaVie Tab S TS508/T1W →SoCがAtomなのが欠点か。と言うか中身はLenovo Tab S8らしい。あまり魅力を感じなかったので却下。
→総じてNECは中身がLenovoなのが多いようなのであまり魅力を感じなかった。
■Lenovo系
Lenovo Premiumu Clubアカウント を持っているので、もしかしたら割安に購入できる製品があるかもしれない、と検討。
→割安に買えるのはノートPC系ばかりでAndroidタブレットには値引きがなかった。
Yoga Tablet 系にいくつか候補があった。解像度は基準を満たしたものの、AtomのSoCなので懸念。
→最終的に却下。
■東芝→該当機種なし
■富士通→該当機種なし
■京セラ
Qua tab 01 au →au契約は要らない。とするとこの値段を出すならXPERIA Z3 Tablet Compactのが魅力に思えた(こっちにはLTEがあるけど)。
→最終的に却下。
■ASUS系
ZenPad系 →SoCがAtomばかり、解像度も論外。
Nexus7(2013) →意外に良い候補、SDXCスロットを我慢すれば2013年の機種の癖に下手な現行機よりずっと高性能。
→現時点ではNexus7(2013)に内定。
2. 購入機種&必要な周辺機器
充電クレードル →必須。Nexus7(2013)はQi対応なので充電しやすそう。
ケースや保護フィルムの類 →基本的に家で使わせるものなので、不要と判断。
BlueToothキーボード →地味に、これが一番大事 だと思った。後述。
Google Playアプリの代金の見込みも忘れずに!
※キーボードについて
よく考えると、これが実質「うまれて初めて触るキーボード 」になるので、非常に重要だと気づいた。
今後の学習用の事を考えて、最低限の注意事項として標準配列の物 を選んだ方がいい。
特にBlueToothキーボードはどちらかと言うと持ち歩きを意識したものが多く、一部変則配列 になっていたり、
折り畳みが出来るようなギミックが入っていたりする物が非常に多いが、これらは可能な限り避けること。
と言うか、僕がデスクトップPCで使っているFILCO Excellio BT FKBE109/JBT が一番いいんじゃないかとすら思う…。
(さすがにFILCO Excellio BT FKBE109/JBT は大きすぎるのでアレだが)
以下、購入を検討したキーボードを紹介。
■エレコム TK-FBP067BK
配列がオーソドックスなものの中では一番安価そうなキーボード。
近所のヤマダ電機の店頭にあったので触ってきたが、まあ普及点の打鍵感触。
■SCE(SONY) CECH-ZKB1JP
SONYの配列はオーソドックス(キー形状はちょっと特殊だけど)、でトラックポイントデバイスもついている優れもの。
このキーボード、実は僕は発売開始時に結構期待していたのだけど、結構打ち漏らしが多いとの悪評がつき、やめてしまった機種。
が、今では対策品になっているらしいので意外とよいかなあと思った。
■エレコム TK-FBP081BK
このキーボードはテンキーまであるのが魅力。テンキーとメインのキーの間の3幅のキーはないが、ほぼ標準配列と言っていいと思う。
でも今時はテンキーなしでもいいかなあと思う。
■エレコム TK-FBP083BK
上記TK-FBP081BK をもう少し調べていたら、テンキーなしも発見。
■バッファロー BSKBB13BK
見た目はCECH-ZKB1JP のトラックポイントないバージョン、と言う感じ。
これ買うのなら前述のCECH-ZKB1JP でいいかな。
■FILCO FKBE109/JBT
これは僕も今使っているキーボード。オーソドックスな配列のメンブレンキーボードとして優秀です。
ただ、このキーボードはタッチがかなり重めなので、子供の入門用としては適していないと思います。
■FILCO FKBC108M/JB2
いつの間にか有線/無線(Bluetooth)対応のMajestouchの新作が出ていた!
上級キーボードにするならこれかな。ちゃんとBluetooth入ってるっぽいし。
たださすがに値段が値段なので、「入門者が最初に学習するキーボード」と言うよりは、「入門を終えた人がアップグレードするキーボード」と言う位置づけかと思う。
なお、高級キーボードとして双璧のRealForce(実は僕も一台もっているのである)には残念ながらBlueTooth対応機種はない。
■Lenovo 0B47181
ThinkPadキーボードのBlueTooth版。このキーボードを買うときには英語配列と日本語配列があるので注意 。
小学生の勉強には日本語配列の方がいいです。
欠点はとにかく高いこと。かつてのIBMキーボードクオリティなら値段を我慢してもこれを第一選択肢にしたいが、今の製品ではあまり耐久性もない、ファンクションキーの4つづつ分かれてもいない、等々旧IBMクオリティからすると不満が多いので、積極的に買おうという気にはなれなかった(もちろん、値段がもう少し届きやすいものなら第一選択肢だけど)。
→今回、僕はエレコム TK-FBP083BKを内定。
3. 初期設定
以下は現時点で作業予想をメモしたものなので下書きです。
ご参考までに。
アカウント→今回は子供用アカウントを新設
常用でとりあえず入れるアプリ(以下、アプリの分類は僕のいい加減なもの)
■Google謹製
Google検索
Google Play
Google日本語入力
マップ
You Tube
■OS補助系
aNDClip
ローテーション
■アプリ一覧にはいらないアプリ(ウィジェットのみ使うものなど)
Battery Mix
PowerAMP Prokey
Digical Prokey
Flash Player
■Wi-fi系
Wi-fi高速接続アプリ
Japan Wi-fi
■カメラ系
カメラ
QRコードリーダー
■ラジオ、テレビ系
FMさくだいら
ネットラジオ らじる★らじる
テレBing
■時計
Alarm Clock xTreme
■読書
Perfect Viewer
dマガジン
※青空文庫系
■計算機
■Office
Microsoft Office
Jota+
■SNS
オクレンジャー
LINE
■プレーヤ、ビューア
MX Player
PowerAMP
QuickPic※
ES ファイルエクスプローラ※
4. 子供向けの設定
子供向けにITガジェット機器を与えるときはそれこそケータイでもPCでもなんでも同じだが、絶対に子供向けの制限設定をかけましょう。 これは親の義務です。
今のところ、端末が手元にあるわけでもないので、ここも下書き。以下のURLを参考に設定しようと考えています。
子供にスマホを持たせる前にしておくべき機能制限の設定(Android編)
以下、次回エントリーを書くのは実際に機種を購入してからかな。
僕はよく、寝ながら音楽を聴いている。
今までは寝ホンでEtymotic ResearchのER-4pを使っていたのだけど、イヤホンだとどうしても耳が痛くなるし、先日ER-4pがまた断線したので、今回新しくベッドサイド(と言いつつ実態は布団サイドだけど)にスピーカによる簡易リスニング環境をしつらえた。
と言うことで、こんな感じの環境を作ってみた。今回、この環境のために購入したのがFOSTEXのP802-Sと言う「かんすぴ」シリーズのスピーカー。今回はこのレビューを書いてみようと思う。
「かんすぴ」シリーズは、もともと音楽雑誌の付録から企画が始まったらしく、基本コンセプトは「初心者向け自作スピーカー」。スピーカユニット、キャビネット等を購入して自分で組み立てる。組み立てると言っても、ドライバーとカッターナイフを使えば簡単にできる(半田ごて不要の)シリーズだ。
ただ、僕はその組み立てすらめんどくさかったので、あらかじめ組みつけ済みの完成品、P802-Sを購入した。
僕がこのP802-Sを選んだ最大の理由は、「スピーカがちっちゃい」と言うこと。ベッドサイドに置くので棚が狭く、幅が50cmしかない。
最初は、音を出す音源?ユニットはスマホ(XPERIA Z Ultra)で済ませるので、たいして音質追求しても仕方なかろう、と思い、アクティブスピーカで済ませちゃえ! とエレコムの『ELECOM 木のスピーカー 12W 2.1ch チェリーウッド MS-W02WCH』と言う2000円弱の製品でいいか、と思って購入設置してみた。
だけど、これが予想以上に音が悪く、「ステレオになったAM放送」ぐらいの音質だったので「さすがにこれはアカン」と思って、もう少しマシな製品を探した次第。
で、いろいろ見ていくうちに、DALIのZENSOR1(は安いスピーカーの中では断トツの評判なのだ)が今は2万強の値段まで落ちているので、これに手が届くじゃん! とも思ったのだが、ZENSOR1は幅162mmと言うことで、これを左右2個+スマホの横幅200mm弱(ファブレットなのでちょっと大きいのだ)と組み合わせると今回の棚に載せるのは微妙にツライ。隙間なく置けばギリギリ乗らないこともないが、いかにも見た目苦しそうなレイアウトになるので、これは断念した。
で、もう少し探していたらFOSTEXのP802-Sが目にとまった。デザインもなかなかに僕好みだし、1万円で買えそうだし、FOSTEXなら音質にもそこそこ期待できそうだ。と言うことで早速購入した。
なお、このスピーカ、2015年9月上旬に発売開始したばかりで取扱店舗が少なかった。ので僕はyodobashi.comから商品問い合わせをして、取り扱いをお願いして、取り寄せしてもらってから入手した。yodobashi.comで取扱のない製品を探してもらって購入するのは今度で3、4度目ぐらいだろうか、とてもいいサービスだと思う。
で、届いたところで早速設置した次第である。
スピーカーはこんな感じ。サランネットはない。8cmウーハーと20mmソフトドームツィーターがくっついたセットである。木目調のキャビネットは写真で見た方が高級感があって、実物の方が微妙にイマイチな感じである(いや、それでも十分納得できる品質だけど)。キャビネットの角がとんがっているので手にあたるとちょっと気になる感じ。まあ普段触ることなんかないんだけどさ。
このユニット、他の『かんすぴ』シリーズと同じように個別に買って自分で組み立てることももちろん可能である。
個人的には、どうせ自分で組み立てるのならバスレフのついているキャビネットを買った方がいいような気もする。
また、これに組み合わせる音源&アンプはこんな構成。
今回は、昔買ってあって使わずに放置されていたToppingのTP30をアンプに組み合わせた。このアンプはステレオRCA入力またはUSB入力(USB-DAC機能内蔵)で、ヘッドホンアンプまたは通常のプリメインアンプの用途に使える、ちっちゃい安物だけど便利な商品。あえて難を言えばこのアンプ、ボリュームツマミの周りで青いLEDがピッカピカに光っていて、夜は非常に邪魔である。ので夜に使うときはアンプの手前にスマホを置いて隠している。
なお、頑張ればAndroid携帯からもUSB入力でTP30に使えそうな気もするが、接続のたびにスマホのUSB端子開けるのも邪魔くさいし、TP30のUSB-DACはそれほど大したことないので今回は安直にスマホのイヤホンジャックからステレオミニプラグ-RCAプラグ接続で済ませた。
と言うことで、セット構成完了。適当に組み合わせたわりには、サイズ感がそろっていてなかなかかっこよく見えないだろうか?(なお、他の人が同じような構成を作る時はたぶんスマホがもう少し小さいはずである)。
肝心の音質レビュー。なお、僕のリファレンス環境は デスクトップPC → USB-DAC-HPA(Luxman DA-100) → AKGQ701ヘッドホン である(リファレンス環境ではイコライザの類は使っていない)。
もともとデスクトップでも低音弱めのヘッドホンを使っているので、今回の組み合わせでも僕には低音は充分だった。低音は締まりのある音、とまではいかないがそこそこ朗らかに鳴ってくれている。ブーミー感みたいなのはないので安心。埋もりそうな低音もしっかり聞こえてくるので、イージーリスニングには充分ではないかと思おう。さすがに、体の芯にドンドコ響くような低音はない(8cmユニットでそんな音が出たらビックリだが)。
中・高音に関しては、ちょっとキンキン気味かなあと思う。ボーカルの声は若干埋もれがちであり、ドンシャリ感が少しある感じになってる。この辺はスマホのイコライザをうまく調節して今後ごまかしていこうと思う。そんな中、ボーカルの中にも意外に朗らかに鳴ってくれる声があった。それが今回の写真撮影につかった田村ゆかりであった。やっぱ田村王国の姫様は高音命なのだろうか。
あと、今回は棚の幅が50cmと言う前提で組んでいるので、ひどく狭い音しか出てこないが、このスピーカーは実力を発揮させるにはもう少し幅を広げて設置した方がよさそうである。よく、スピーカーと耳の位置は正三角形が基本、などと言われるが、このスピーカーの場合はスピーカー間隔の方をもう少し広げた二等辺三角形に置く方がよさそうだ。
このスピーカーはたぶんデスクトップ環境で液晶モニタの両脇に置くような設置を想定して企画されたんだろうと推測するが、なるべくならモニタの両脇ピッタリに置くのではなく机の両端に広げておく方がいいだろうと思う。
おまけ。うちにはあまりもののスピーカーがもう1セット転がっている。これはONKYOがINTEC275の廉価版に出したESSAYと言うシリーズの付属スピーカー。これがまあミニコンポサイズに付属するブックシェルフスピーカの標準的な大きさだと思う。
見比べると今回の「かんすぴ」の小ささが分かるかな。
DMC-LX100のお似合いケース、ちょっとした改造 – ちゃたろうふぁんくらぶ の記事のさらに続き。さすがに今回で最後だろう。
Panasonic Lumix DMC-LX100にあうケース探し
前回買ったsuono のケース、作りや雰囲気はとてもいいのだが、やっぱりサイズがちょっと小さく、きつい感じがするので思い切ってもう少しサイズの大きい奴を買ってしまった。
色に極端なこだわりがなかったので、在庫の中から赤い色を選んでみた。思ったより派手な色彩なのだが、品の良い派手さでなかなか気に入った。
前回買ったものとの色合いの違い、大きさの違いはこんな感じ。なお、suonoのサイトは個別カメラ機種向けに商品が載っているのだけど、具体的に大きさを大から小へ並べたものがなかったので、チマチマと自分で調査した。↓
前回買ったのがPQS(PENTAX Q-S1 標準ズームレンズ用)で、今回買ったのはEL5(オリンパスペンLite E-PL5/E-PL6(レンズキット)用)になる。EM2(キャノンEOS M2用)でも良かったかもしれない。
ケースに入れた感じはこんな感じ(実際には普段はレンズの方を奥に、LCD面を手前に入れる)。これだとかなり余裕があり、カメラにも無理をさせていない感じ。
と言うことで、僕のように疑似レンズフード(後述)を装着してレンズが厚めになる人はEL5を、そうでない人は(QPSだとやや小さめなので、上記表を見て都合の良さそうなものを)選ぶといいだろう。
さらに勢い余ってこれも購入してしまった。
ラッピングクロスはそこそこリーズナブルだと思う。
これでDMC-LX100を包むとこんな感じ。このラッピングクロス、『LCS-WR2AM』型番が現行品で350mm x 350mm、『LCS-WR1AM』型番が旧品で500mm x 500mmになる。僕のところで包んだ印象では(僕は小さいほうを買った)、コンデジをラッピングする、あるいはミラーレス+単焦点あたりを収納するのならLCS-WR2AMでいいけど、一眼レフ等をラッピングするのなら旧型番のLCS-WR1AMの方が大きくて良いと感じた。ので、大きいほうがいい人は早めに商品確保した方がいいと思う。
Panasonic Lumix DMC-LX100にフードっぽい何かを追加する
前回の記事でも書いたのだけど、フード代わりに八仙堂の58mm延長筒(継手リング) を追加してみた話。最初は、手元に転がっていた継手リング オス-オス Φ58mm と継手リング メス-メス Φ58mm で組み合わせてみたのだけど、この組み合わせだと最広角の近距離で
こんな感じにケラレが発生してしまう。ので、戦略を変えて保護リング Φ58mm を二枚重ねする、と言う作戦に出てみた。
左が旧作戦のオス-メス混合、右が保護リング2枚重ね。厚みが結構違う。
ほぼ真横から見るとこんな感じ。なお、「継手リング メス-メスだけで済ませれば厚みがちょうど良いのでは?」と思うかもしれないが、メスリングは特殊なので今度はレンズキャップが装着できないのである。
と言うことで、保護リング2枚重ねでいい感じにフード代わりになることが分かったので、今後はこのスタイルで持ち歩こうと思う(せっかく1mmでも薄いレンズ設計を考えてくれたであろうパナの中の人には若干申し訳ないが)。しばらく使ってみて他に問題がなければ、保護リングとステップアップリングごと本体と同じ貼り革で巻いてしまおうかと思う。
ついでにオマケ。この類のフィルター遊びをしていると、どうしても複数フィルターがガッチリかみ合って、外せなくなるトラブルに遭遇する。そんな時はフィルター外しの治具や100均辺りで調達するゴムシートなどにお世話になることが多いのだが、僕の机の上にフィルターを外すのにちょうどいいものが転がっていたので紹介。
何のことはない、スタバのコースターである。
コースターをひっくり返して、こんな風に押し付けながらギュッと回すと簡単に外れる。まあ、100均でゴムシート買ってくればいいのだけど、ゴムシートは他に使い道なくてそのうちどこにしまったか忘れそうなので、それよりも常に机の上に転がっていても問題ないコースターの方が便利だよ、と僕は思った。
Panasonic Lumix DMC-LX100のストラップについてもちょっと考えてみる
今までの記事で当然のようにおさまっていたハンドストラップ、ARTISAN&ARTISTのACAM-290-GRYである。
どっからどう見てもブラウン(茶色)にしか見えないのだが、ブラウンの型番は別にあって、僕が持っているのはグレイ(灰色)のモデルである。
実は、これ、同じ素材のネックストラップ、ACAM-280-GRYを持っている。
で、こっちのネックストラップの方は14、15年ほど前に買った(当時は高いので悩みに悩んだ記憶があるが、現在ではさらに定価が上がっている)のだが、購入した当時は確かに灰色のストラップだったのだ。
と言うことで、ストラップに使われている革の経年変化なんだと思うけど、こんなに色が変わるもんだ(って言うかそんな長期間保ってるストラップも凄いな)とちょっと思った。
とちょっと本題からちょっと離れてしまったけどこのストラップについても少しレビューしようと思う。
僕は基本的にネックストラップが嫌い(ネックストラップだと、ファインダを覗くときにストラップが邪魔に感じることがある)ので可能な限りハンドストラップを使っている。その目線で、
■このストラップは根元のところがカメラ側のストラップ環を傷つけないよう保護革があるのだが、これのせいかストラップがグルグル回らず、若干取り回しの悪さはある。
■上記と同じ理由で、このストラップをカメラに装着したり外したりするのが滅茶苦茶やりにくい。
■装着してしまえば、そこそこ手になじみ使いやすいストラップかなあと思う。
と言った感じ。
ついでに、手持ちの他のストラップも紹介。
これはDMC-LX3にかなり初期のころからつけていた自作のストラップ。ケータイのストラップを買ってきて、ハンドストラップにちょうどいい長さのところでカットし、カメラ本体との装着にユザワヤで売ってた組紐を装着している。実はこれ、ちょっと難があって、組紐部分の強度が足りていない。と言うか、この組紐そこらじゅうに使っていたら一部のところで組紐が切れてしまっているのがあった。LX3装着中にトラブルがなくてよかった。
もう一つ紹介するのは、ulysses sputnik (ユリシーズ スプートニク)。
こんな風に、わっかの部分を引き絞って小さくすることができる。僕は腕が太いのでLサイズを使っているけど、Lでもちょっときついかなあと思うときがあるので、成人男性ならLサイズの方を買っておけば失敗はないだろうと思う。
このストラップはスマホにつけてもいいかもしれないね。
DMC-LX100にお似合いのケースを探す – ちゃたろうふぁんくらぶ の記事の続き。
Panasonic Lumix DMC-LX100にあうケース探し
まずは、前回紹介しただけで撮影しなかったものをちょっと写真付きで。
まずはSunbrellaのこのバッグ。
ふだんケータイと財布だけ入れて持ち歩くにはもってこいのバッグなのだが、
こんな感じでLX100はどーがんばっても収納できない(笑)。
あと、このキヤノン×アルチザン・アーティストのインナーバッグは、
こんな風にコンデジ2個+アクセサリー、または標準レンズ付き一眼レフ+交換レンズまたはコンデジ、アクセサリーなどを入れるのにちょうどいい。が、LX100単体で持ち歩くにはちょっとでかすぎるわけで。
で、今回紹介するのがsuono(スオーノ)のPQS-003、PENTAX Q-S1 標準ズームレンズ用 カメラケースである。
試しに標準状態のLX100を入れてみると、
こんな感じ、
こんな感じ、
こんな感じで、若干きつめではあるかな? とは思うけど、まあまあいい感じである。僕が想定で計算した時に、EVFの厚みを無視していた分、奥行きが若干狭く感じるのかもしれない。
なお、僕が愛用するスタイルの予定の43-58mmステップアップリング+タムロンレンズキャップをDMC-LX100に装着すると
こんな感じでさらに奥行きが狭く感じるので、もう1サイズ大きいバッグを選んでも良かったかもしれない。まあ、実際に手に取って大きさを確かめられるわけではないので、選び方としてはこの辺が難しくて限界かな。
DMC-LX3のフィルター周りをちょっと改造
ついでに、さっきから当然のように書いているフロントリングにステップアップリングをかませている改造だが、この辺もちょっと写真付きで紹介。
これが見慣れた標準スタイルなのだが(写真がほこりまみれなのは僕が物撮り下手なうえに無頓着だからである)、この鏡胴の出っ張りに比べてキャップが小さいスタイルが僕は気に入らなかった。ので、ステップアップリング43-58mmを挟んで大きいレンズキャップを装着しているのだが、
なんかほとんどの人には「こんなん見栄え変わってねーよ!」って言われそうでもあるが、僕は満足しているのである。ただし、このステップアップリングを装着するには実はひと手間を加える必要がある。
新しいカメラを買った:Panasonic DMC-LX100、所感・雑感 – ちゃたろうふぁんくらぶ
にもチラリと書いたのだけど、実はステップアップリングが0.5mmぐらいと言うほんの微妙な間隔で、うまく装着できないのだ。ステップアップリングをめいっぱい閉めこむと、レンズの方が引っ張られて手前に来る影響か、電源が正常に落ちなくなる。また、電源が正常に落ちる程度にステップアップリングをゆるくはめ込むと、今度はリングがグラグラして固定できなくなるのだ。
仕方なく最初はLX100のフロントにある化粧リング(オート開閉キャップなどを装着できるようマウント構造になっている)を外して使っていたのだけど、ちょっとかっこ悪かったのでもう少しまともになるよういろいろ手を加えてみた。
最初のアイデアは、2ちゃんのデジカメ板で他の人が挑戦していた、「43mmフィルターを一枚かます」と言う技。43mmフィルターを買ってきて、邪魔なフィルターガラスは外してしまって、43mmの薄い延長筒とするというアイデア。
やってみたら、今度はフィルター枠が厚すぎて、ステップアップリングとの隙間が目立って個人的にはかっこ悪いという結論に達した。一応、これでも薄枠フィルタと書かれた奴を選んだのだけどね。
で、これだけで諦めるのは残念なので、フィルターをサンドペーパーでこすって薄くしてみた。
フィルターの先端側を削って、地の銀色が見えているのが分かるだろうか。
で、1mmほど削ってみて再装着してみたが、今度は削りすぎたのか、フィルターのねじ切り部分が不足してグラつくようになってしまった。しかもこれでもステップアップリングと鏡胴の間の隙間は残ってしまう。 のでこの案はボツ。
次に、ステップアップリングの根元に何かはめモノをすることで0.5mm分の装着を何とかしようというアイデアを思い付いた。
こんな感じに、クラフトワーク用の糸(普通の裁縫糸より少し太い)を一周巻きつけてみた。普通の裁縫糸を巻くのなら数周巻いた方がいいと思う。
結果的に、こっちは大成功。鏡胴が綺麗なツライチになったうえに、ぐらつきもなくなりました。めでたしめでたし。
さらにオマケ。手元に、八仙堂の58mm延長筒(継手リング) があったので、フード代わりに装着してみたの図。
なんか無駄に精悍な格好になった。この状態で、ズーム全域でケラレはないので、フードとしてなかなか有効な印象(残念ながら広角端、換算24mmの最短距離付近で若干ケラレがあったので対策検討中)。ただ、さっきも書いた通りステップアップリングを挟むだけでキツキツになるsuonoのケースに、このフードをつっくけるとほぼ入らなくなるので、アイデア倒れではある。(むしろ、サイズに合ったsuonoのケースを買い直すべきか?)
ちなみに、標準状態で電源を入れてレンズが飛び出した姿がなんか間抜け、と言われているLX100だが
こんな風にステップアップリングを装着したり
こんな風にフードが装着されたりしていると、だいぶビジュアルがマシに感じられないだろうか?
写真のファイルネームの重複を防ぐ
これはオマケの備忘。僕が使っているペンタの一眼レフは、写真のデフォルトのファイルネーム(連番の前のヘッダ部分)が変えられる。そこで、僕はファイルネームヘッダを『K5_0+4桁連番』と設定して使っている(撮影総枚数が1万を超えたらK5_1とインクリメントすることで、10万枚まで命名できる)。
が、一方で僕が持っているパナのコンデジ、DMC-LX3とDMC-LX100はファイルネームヘッダが『P101+4桁連番』に固定されてしまっており、これをそのまま使っていくと将来(と言うかすぐに)両方のカメラのファイルネームが重複してしまう。これは不便だ。世の中の人は撮影終了後、PCに移すたびにEXIF情報からリネームすることで運用している人もいるらしいが、僕にはちょっとそれは面倒に覚えた。
そこで、DMC-LX100の方をちょっと細工して、重複が起こらないようにしてみた。
やり方は簡単。SDカード内の『DCIM』フォルダの下にある『101_PANA』などのフォルダ名を『501_PANA』と変更してしまい、さらにそのフォルダの下の一番最後のファイルを『P5010001.JPG』などとリネームしてしまえばいい。これで、以降このカメラで撮影されたファイルは『P5010002.JPG』~と連番になっていくので重複は起きないというわけだ。
僕は2台しかなかったのでファイル名分割を半々にしてしまったが、3台ある人は2台目を『401_PANA』、3台目を『701_PANA』などと変更して運用すればいいと思う。
なお、デジカメの中のディレクトリ命名・構成のルール、ファイル命名のルールはDCFと言うルールで規定されていて、現在はDCF Ver.2.0 が発効されている。ざっくりと読んでみると、ディレクトリ名は『3桁数字+自由名4文字』、ファイル名は『自由名4文字+4桁連番』となっている。どっちも自由文字で使えるのは[0-9A-Z_]である。ディレクトリの数字は100~999まで(000~099は使えない)、ファイルの数字は0001~9999まで(0000は使えない)、ファイル名の最初の文字に『_』は使えない(先頭文字_はAdobeRGB空間などのDCFオプション色空間のファイルであることを示す)などが主な規制で、他は割と自由に設定しても構わない。のだから、ファイル名の頭文字列とか個別のカメラで自由に設定できる(ペンタの一眼レフのように)すべきだと思うのは僕だけだろうか。
DMC-LX100のお似合いケース、ちょっとした改造をさらに追求した – ちゃたろうふぁんくらぶ に続く。
さて、今回はDMC-LX100向けのカメラケース・バッグ類を探してみた。基本的に自分がネットの海をさまよって探したものだけど、商品紹介が主なのでちょっとアフィリエイトリンク多め、商品写真の無断引用多め、で。
僕はDMC-LX3の時は、最初いわゆる『チョークバッグ』を使っていた。岩登り(ボルダリング)をする人が、手が滑らないようにつけるチョークを入れてるバッグで、腰に取り付けるタイプの奴。その後、ハンドメイド(自作)でLX3専用ケースを作ってそれを愛用していた。
↑手作りのバッグはこれ
で、LX100ではどうしたものかと悩んでしまったのである。パッと見るとLX3と比べて大して変わらないじゃないか、と思ったのだがよくよく使ってみると意外にサイズ差があり、特にレンズ部分の飛び出しが(僕がステップアップリングとタムロンレンズキャップを使っているのもあって)かなり大きく、チョークケースには入らなかった。
そこで、新しいバッグを模索してみた。他の荷物と合わせて持ち出すときには、ARTISAN&ARTIST(アルチザンアーティスト)のACAM-7100があるので、もうちょっとミニマムな持ち出しを想定して、「DMC-LX100 + 財布 + 携帯電話」ぐらいをささっと持ち出す、そんなものを想定した。
持ち出す品のサイズは、長財布(190mm x 95mm x 厚み少々)、スマホ(180mm x 90mm x 厚み少々)、デジカメ(120mm x 66mm x 厚み65mmほど)、といった感じ。
最初に探し出したのは、『シザーバッグ』。床屋さんや美容院の人が仕事中にはさみ等を入れて腰に下げている、アレである。チョークバッグよりは若干大きいので、スマホ+財布は確実に入りそうである。
amazonなんかでシザーケース、シザーバッグなどで検索するといくつも商品がヒットするがこの手の製品は写真写りに比較して実物が意外に安っぽかったりなんかするので、とりあえず僕がカバン類を買うときは第一選択肢にしているARTISAN&ARTISTから製品を見繕ってみると、↓などが検索にかかった。
プロ用ウエストバッグM PM-02|ウエストバッグ|ARTISAN&ARTIST*ONLINE SHOPPING
2WAYウエストバッグ PM-10|ウエストバッグ|ARTISAN&ARTIST*ONLINE SHOPPING
で、なかなか良いなーと思っていろいろ妄想シミュレートしてみたけど、結局厚み的に入らないんじゃないか、と言うことで断念した。僕の手元に似たような感じのf.64製のsunbrella fabricのカメラバッグを持っているのだけど、これに財布とスマホは入るけど、カメラは(単独でも)入らないのだ。と言うことで、このアイデアは残念ながら終了。おそらく、想定カメラがソニーのRX100系列ならちょうどおさまったんじゃないかと思う。
次に検討したのは、いろいろなサイズのバッグをラインナップしていることで有名なVanNuys(バンナイズ)。とにかくいっぱい商品が掲載されているので、お目当てになりそうな商品を探すのは大変だった。商品によってサイズがちゃんと書いてあったりなかったりするのは、ちょっと構成的によろしくないサイトだなあなどと思いつつ、↓の二つの商品をピックアップしてみた。
バンナイズ / デジアナ 格納庫 -9 Teddys Model / T1-E ( 低反発 クッション材 底パット 入り )
バンナイズ/ミニ301/50%/60%新色 ■バンナイズWebShop
だが、結局どっちも僕は検討外とした。バンナイズはいろいろパーツを取り外したり付け加えたりできるレゴブロック的な面白さが魅力なのだと思うのだが、このサイズのバッグではそのせいでゴテゴテしすぎて、ちょっとミニマム感が足りない、と感じたのだ。
で、結局落ち着いたのは「やっぱりカメラを持ち出すときは素直にARTISAN&ARTISTのACAM-7100を使おう」と言う、安直なものになってしまった。ただし、裸でカバンに突っ込むのもどうかと思うので、インナーバッグ的なものが欲しいな、と言うのをもう少し追及してみた。
最初に目星をつけたのはARTISAN&ARTISTのカメラポーチ。
ACAMシリーズ(カメラポーチ) ARTISAN&ARTIST*ONLINE SHOPPING│アルティザン&アーティスト公式ショップ│化粧ポーチ・バッグ・カメラバッグ通販
これは似たようなポーチでキヤノンと協業したPA-E4BWと言うのを持っているけど、こっちはちょっと大柄なので純正の小型のがいいかなあと思ったのだ。
がACAM-75にせよACAM-76にせよちょっとサイズ感が大きいかなあと言うことで今回は見送った。でもそのうちこれらポーチはふとしたはずみで買ってしまいそうな気もする。
次に、いわゆる『ラッピングクロス』にも目を向けてみた。基本的にただのハンカチと言うか一枚布だけど、厚みと柔らかみがあってそれでカメラをささっと包んでしまおう、と言う商品。
まずはやっぱりARTISAN&ARTISTから。ACAM-80と言う商品。高いわ。
カメラアクセサリー ACAM-80 ARTISAN&ARTIST*ONLINE SHOPPING│アルティザン&アーティスト公式ショップ│化粧ポーチ・バッグ・カメラバッグ通販
そんな値段を出さなくても、ソニーのラッピングクロスで充分に品質は賄えると思う。
LCS-WR2AM | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
この辺も候補にいれつつ。
あと、cottaと言うブランドの本革ソフトケースは写真でもDMC-LX100を使っており良さげかなあと思ったけど、LX100専用とか言ってるところもある割にはちょっとブカブカ感があるのでこれは見合わせ。
で、結局最後はsuono(スオーノ)のカメラケースにした。スオーノもファブリック感が好き。残念ながらDMC-LX100用はないのだけど、サイズをもとにいくつか製品のスペックを見た結果、PENTAX Q-S1用がサイズ的によさそうと言うことで、ココア・ベルギーモカ色を購入。
他にも、↓のような色もあるので参考に。
また後日、実際に買ったインプレをしてみたいと思います。