サンディスクの現在最大容量、256GBのmicroSDXCカード(SDSQUNI-256G-GN6M )を買ったので簡単なレビュー。
別に256GBを無理して買う必要はなくて200GBでも良かったのだけど、せっかくだから買ってみた。
もともとはvolumioを入れて音楽サーバに使っているRaspberry Pi2に入れているmicroSDXCが64GBなのだけど、去年手持ちファイルをflacに切り替えた辺りから容量が常に逼迫するようになっていて気になっていたので刷新に購入した。と言ってもRaspberry Pi2のmicroSDXCを直接差し替えるのではなく
・RaspBerry Pi2 : 64GB → 128GB へ差し替え
・XPERIA Z3 Compact SO-02G : 128GB → 200GB へ差し替え
・XPERIA Z3 Tablet Compact SGP621 : 200GB → 256GB へ差し替え
とスライドでより大容量を扱いそうな端末に入れ替える手順をとった。
もともとは去年の10月にアメリカAmazon.comで発売になってからずっとチェックしていた。が発売時の価格が$149.99ドル で、一時的に$139ドル ぐらいに値下がりしたタイミングで買い逃したので、もう一度セールで値下がりするのを待っていたところ、トランプ相場で為替は円安に振れるしアメリカ価格も$200ドル 近くに値上がりするし 、でタイミングを完全に逸してしまった。
ので仕方なく国内amazonで¥21,999円 で購入。タイミングをつかめていれば¥15000円 程度で購入できた見込みなのでちょっと痛かった。
うちのカードリーダ、SFD-321F/T81UEJR で測った速度は上記のとおり。
比較対象の同じシリーズの200GBモデル、SDSDQUAN-200G-G4A も以前にレビューしているが
SanDisk Ultra 200GB Micro SD (SDSDQUAN-200G-G4A)簡単なレビュー – ちゃたろうふぁんくらぶ
全体的に速度はおおむね誤差の範囲かと思う。Read速度が若干向上した。またSeq Write速度が極端に減少しているが、むしろ前回のSDSDQUAN-200G-G4A 200GB の計測値が若干疑わしいと思うので、こんなもんかと思う。
実際のデータ書き込みは、約175GB のコピーを行ったのだがおおむね22MB/s 程度の速度を表示しつつ2時間半 程度で終了した。実測も約20MB/s と言うことになり、これはSDSDQUAN-200G-G4A 200GB の実測17MB/s より優秀な数字である。
また、実測のカード容量は238GB (255,802,212,352 byte) であり、これまたSDSDQUAN-200G-G4A 200GB の実測値183GB (196,832,395,264byte) に比べると相当に優秀な数字である。って言うか200GBの実測値が不当に小さいだけのようでもあるけど。
もう少しするとスマホ用に最適化されたApplication Performance Class 1対応のものも出るようなのでそちらも楽しみではある。
【イベントレポート】WD、アプリが高速起動できる世界初のApplication Performance Class 1対応microSD ~USB 3.1対応の超高速USBメモリも – PC Watch
今まで使っていたマウス、MAD CATZ M.O.U.S.9 MC-M9E-MB がボチボチ故障と言うか、へたり気味になってきたので新しいマウスLogicool MX MASTER MX2000 に買い換えた。ので簡単なレビュー。
なお、旧製品MAD CATZ M.O.U.S.9 MC-M9E-MB は2014年3月から使い始め、2016年12月使用終了なので2年9か月 使ったことになる。マウスの寿命としては妥当か、やや頑張った部類と思う。最終的に、右クリックがチャタり気味になったのと中クリック多用の影響か中スクロールがへたってきたので使用をやめた。若干の塗装ハゲや加水分解による粘りっぽいものもあったが、まあ経年劣化的には頑張った方だと思う。
新しいマウス、MX MASTER は言わずと知れたLogicoolの通常用途最高級マウス(ゲーム用には別の最高級がある)。僕のマウス使用歴では、MX最高級系(MX Revolution、MX-1100、M950など)の経験はなかった。例外で、VX Nanoと言うMX Revolutionの小型版と謳われてたマウスを使ったことがあるぐらい。なんでMX最高級系を使ってこなかったかと言うと、このシリーズが最大の特徴としているスクロールホイール機構が好きじゃなかった から。僕はセンタースクロールはカチッとした固定感があって、スクロールラチェットのカチカチ感も重めの方が好きなので、MX系の切り替えられるホイールの結果としてのどことなく接地感のない感触 がどうも好きになれなかったからだ。
が、世の中がっしりしたスクロールラチェット付きマウスはなんとなくなくなってしまったというか、気になる製品がなくなってしまったので今回はホイールには改めて慣れていこう、と思い立ちMX MASTER を購入することとした。
購入はヨドバシカメラにて。最近、新色が出たのでせっかくなのでネイビー色を選択。¥13,730円なり。
購入後は付属のUnyfingレシーバをPCに差してすぐ使えた。現時点で僕は他のLogicool製品を使っていなかったので、別のUnyfingレシーバに接続認識させる必要などはなかった。
マウスの付属ソフト、Logicool Optionsが最初インストールできなくて困った 。現時点では最新の6.30.80が出ているのだが、インストール実行してもインストールウィンドウが途中で何もなかったように終了してしまい、インストールが完了しない(スタートメニューにも何も登録されず、コントロールパネルのアンインストールオプションにも出てこない)。
ので、検索した結果、古いバージョンでないとうまくインストールできないようなのでまずはC:\Program Files\Logicool\LogiOptions\uninstaller.exe を実行してゴミをアンインストールした後、
Logicool Options – Logicoolサポート
上記リンクから古いバージョンのLogicool Optionsを選んでインストールした。バージョン3.40.25も失敗して、バージョン3.20.35 がやっと成功した。最近ロジクールのサポートは品質が落ちて酷いことになっているらしいが、提供アプリまでここまで落ちぶれているとは…。
外観の簡単な比較
MX MASTER はネイビー色、M.O.U.S.9 はマットブラック。MX MASTER はこうして比較写真を撮るとネイビーだとよく分かるが、普段は色合いはそれほど主張しない。
サイズ的にはMX MASTER の方が一回り大きい。特に、M.O.U.S.9 は平べったく高さがないのでMX MASTER の高さが目立つ。
前面のボタン配置。M.O.U.S.9 はMX MASTER で言うところの上面四角ボタンも備えているし、MX MASTER と違ってセンタースクロールボタンは左右チルトも対応しているし、右クリックの先端に特殊ボタンもあるし、今思えば豪勢なレイアウトで多機能だった。MX MASTER も最高級を謳うんなら、もう少しボタンを増やすとかボタンの押し心地をよくするとかあっても良いんじゃなかろうか。その辺は明らかにM.O.U.S.9 に負けてる。
親指サイドのボタン配置。両方とも親指スクロール、戻る・進むボタンがあるのは(位置が若干違うけど)同じ。MX MASTER にはステルスサムボタンが、M.O.U.S.9 には親指ボタンがあるのでこのサイドのボタン数は同じと言うことになる。
M.O.U.S.9 はこの親指ボタン(○マークのボタン)が非常に押しやすく、多用していたがMX MASTER は戻るボタンもステルスサムボタンも今一つ押しにくく多用しづらい。サブボタン(キーアサイン上は「戻る」を割り当てている)はMX MASTER では上面四角ボタンになりそうな雰囲気。
水平スクロールはMX MASTER も非常に感触が良い。グラつき感もなく、若干重めでヌルっと回る感触は非常に良い。M.O.U.S.9 の軽いラチェット感のあるスクロールも感触は非常に良かったけどね。この辺のスクロールは使用頻度があまり高くないのが残念なぐらい。
MX MASTER の外観としての全体的な感想としては、可もなく不可もなく。下手にゴムなどを使っていると結構あっという間に加水分解して粘つきを生ずるので、プラスチックのサラリとした感触の方が長持ちしそうで好感は持てる。サイド部分のポリゴン部分は軽い段差の感触など結構気持ちいいが、思ったほど高級感は感じない。値段が値段だけに、もっと高級感のある外装も検討しても良かったのじゃないかと思う。
キーアサインやボタン操作の感想
Logicool Optionsでキーアサイン等は以下のとおり変更した。
主だったボタンはほぼデフォルトのまま、アプリごとの個別設定もなし。ステルスサムボタンを変更して、ジェスチャーボタンではなく単純なアプリケーション切り替えに変更した。
中央四角ボタンも変更して、「戻る」ボタンにした(したがって物理ボタンで「戻る」が二つある状態)。中央四角ボタンに関しては、どうも親指側にある戻るボタンが押しにくいため暫定対処で変更しているのだが、後述のとおり握り方の改善で親指ボタンをうまく押せるようになったら別の機能を割り当てようかと思う。
ポイント&スクロール機能は若干の変更をした。
・スムーズスクロールは当然無効
・サムホイールの方向は反転。って言うかデフォルトの回転方向が間違っているんじゃないかとすら思う。
・SmartShiftは無効
・固定スクロールホイールモードはラチェット。
その他、操作の感想をつらつらと。
僕は、マウスを「かぶせ持ち」で使用している。「かぶせ持ち」と「つまみ持ち」の違いは以下のスタパ斉藤さんのブログ参照。
ハイエンドマウス「MX Master」かなりサイコ~っ♪ – ケータイ Watch Watch
僕は今まではかぶせ持ちでも手のひらのおなか部分をマウスにべったりと押し付けたかなり深い「かぶせ持ち」スタイルで使用していたのだけど、MX Masterは使った感触ではやや浅めの「かぶせ持ち」スタイルの方が良さそうだ。と言うのも、深く握りこんでしまうと、親指でボタンを押すのに親指をかなり手前に曲げないとどのボタンも押せないのだ。理想を言うと、親指用ボタンの配置がもっと奥側と言うかマウス先端側にある方が好ましいのだが、それだと一般の人には奥過ぎて押しにくいのだろう(僕は背も高いので当然ながら手も大きい)。そこで、ナチュラルに持った時に親指の指先が親指スクロール辺りに来るような感じに、浅めに持つと親指の操作が苦も無く都合がいいことが分かった(その状態で、左右・センター等のクリックにも問題はない)。
また、僕はどうもマウスをまっすぐかまえず、若干丸め込むように持つ癖がある。つまり、ナチュラルに持つとマウスの先端がまっすぐに奥を指し示すのではなく、若干左に逸れた向きを指し示すように持つ癖があった。が、これもマウスの親指側をより奥に握りこんでしまう原因になってしまっているので、今はマウスの先端が中心~やや右側を向くように矯正中。これで、先述のように浅めに持たず若干握りこみ深くしても親指の先端がちょうど親指スクロールの位置にかかり、操作しやすくなるように感じる。
内蔵電池のもちの様子
【2017.04.18追記】
せっかくなので、内蔵電池がどの程度の期間もつのか、メモを取ってみた。基本的に、電池が完全になくなる(電源が入らなくなる)まで使い続け、電池が終わったら満充電するまでケーブルを繋げる、と言う形で繰り返してみた。使用環境的には、一日数時間~10時間程度はマウスを使っている状況かと思う。
・2/24充電→3/02充電(7日間使用)
・3/02充電→3/10充電(9日間使用)
・3/10充電→3/20充電(11日間使用)
・3/20充電→4/01充電(13日間使用)
・4/01充電→4/17充電(17日間使用)
と、使用期間は7日から17日までとかなりばらついた(後ろほど長期間もっているのは多分偶然)。最低でも7日は確実にもちそうなので、例えば『毎週日曜は充電』などとスケジュールを決めておけば電池が空になるのは防げそうである。
まあ、充電ケーブルもあまり邪魔にならない位置にささる仕様なので、充電ケーブルを差しながら使ってもそれほど差支えなく使えるので電池が切れるまで遠慮なく使ってもあまり支障はなさそうである。
ちなみに、Logicool Optionsのソフトウェアの出来が悪いのか、マウスの電池が終わってきてもオンスクリーン表示で充電を促すメッセージなどは出てこない。
海外版を購入してみた
【2017.4.23追記】
アメリカamazon.comで$69.99まで価格が下がっていたので、予備機を購入した。
Amazon.com: Logitech MX Master Wireless Mouse, Navy (910-004955): Computers & Accessories
レート的には1$=115円程度なので8000円程度で購入できる。国内では10000円ちょいなので、2000円ほど安く購入できる。実際に僕の購入価格は、送料込みで8857円だった。
なお、海外から個人輸入で購入する場合の懸念点は、
・基本的にサポートがなくなってしまうこと(海外Logitechに問い合わせればサポート効くのか?)
・技適が通ってない(と言っても個人利用の物に一々目くじら立てたりはしないだろう)
と言うものがあるので購入する場合は自己責任で。
4/9に商品を注文して、4/12に商品発送になり、4/21に商品到着した。
パッケージの比較はこんな感じ。LogitechとLogicoolでロゴが違うだけでなく、文字入れの位置や外装の色味など微妙に違うのだなあと思った。
まだ開封していないけど商品自体は基本的に同じ。左クリックの根元位置にあるロゴが違うだけだと思う。海外版はLogitech。
国内版はLogicool。
【2017.4.23追記ここまで】
PCの液晶モニタを買い換えたので簡単にレビュー。
今まで使っていたのはEIZO(NANAO)の21.3インチUXGA モニタ、FlexScan L997-BK で2009年3月amazonで購入、¥119,840円 だった。
今回買い換えたのがNECの24.1インチWUXGA モニタ、LCD-P242W-B5 で2016年9月yodobashi.comで購入、¥71,680円 だった。
旧モニタL997 を約7年半使ったことになる。
L997 に買い換える前はNANAOのブラウン管モニタT761 だった(2002年頃購入)から、だいたい7年おきに僕はモニタを入れ替えるらしい。
購入予定のスペック・環境について
今回の購入にあたっては、「WUXGA (1920×1200 )解像度」「24インチ前後」「IPS液晶」「DVI入力(HDCP対応)」あたりを前提スペックとして検討した。
うちでは、現在デュアルモニタ環境でPCを使っていて、サブモニタはPanasonic VIERA TH-L23X5 を使っている(同じスペックのモニタを2台並べているのではなく、ヘテロモニタな構成)。サブモニタは見ての通り液晶テレビなので、テレビを見る時はテレビとして、テレビを見ていない時にサブモニタとして活用するような環境。
この構成が割と便利で気に入って使っているので、環境をあまりドラスティックに(例えばもっと大画面のWQXGA や4K などを導入するなどのように)変えることは検討しなかった。
ただ現在UXGA 環境なので横解像度がちょっと物足りなく感じることは多く、標準的な1920 幅であるWUXGA 環境にアップデートすることとした。FHD (1920×1080 )と言う選択肢もあるが、メインモニタが縦解像度1200 →1080 へ下がるのはなんとなく嫌だったので除外。メインモニタとサブモニタ間でウィンドウを移動させてもサイズ感があまり変わらない方が便利なので、サブモニタとドットピッチが近い(=今のUXGA モニタともドットピッチが近い)0.270mm前後で検討すると、自然と24インチ前後と言う結論になった。
液晶方式は斜めからでも見やすいIPS系以外は検討すらしなかった。今のモニタはモニタアームで吊ってあって、モニタを買い換えても配線などは特にいじらずにモニタだけ貼り換えで済ませたかったので、今のDVIケーブルをそのまま活用できる方向で検討した。HDCPは必要なのかどうか今一つ分からなかったが、今のL997 はHDCP非対応で昔テレビ系機器を繋いだ時に表示できなかったので、一応対応しているものとした。
その他、検討情報としてあがりそうなのは「広色域(AdobeRGB等)対応」「ハードウェアキャリブレーション対応」「スピーカ内蔵」辺りの情報だろうか。
僕も写真撮影が趣味なのでAdobeRGBやキャリブレーション等はあってもいいかな、と思ったけど、AdobeRGBは自前でプリンタ印刷する一貫環境で必要な広色域であり、無意味に広いだけの色域のモニタを持っても別にメリットはないので重視しなかった。キャリブレーションに関しても、結局L997 でやることはなかったし、自分でもあまり厳密な色合わせに興味はなかったので重視しなかった。スピーカに関してはあっても使わないので、無い方が好ましいが別にあっても邪魔でもない、ぐらいの印象だった。
実際に購入検討した機種
・EIZO ColorEdge CG2420
購入検討した機種の中では一番最上位。EIZOのほぼてんこ盛りスペックなので、価格以外に弱点はない。CG2420 (とこの上位機種であるCG247X )はPanasonic製液晶パネル(=L997 と同じ、旧日立IPS α系)なのが大きな魅力だと思う。
かなり憧れたが、価格が高すぎること、そしてこの機種は映像制作まで見込んだスペックになっているらしいが映像制作なんてしないのでオーバースペックなこと、等々を勘案して見送った。
なお、購入する場合はこれほどの高価格帯の機種なら、あまりにバッタ屋的な店で買うのは不安だろうと思った。ヨドバシカメラではネットで取り扱いがなかった(コンシェルジュすれば取り寄せてくれるかもしれない)。マップカメラで取り扱いがあり、値段的にも最安に近かったので購入するなら無難そうに見えた(マップカメラ楽天市場店等でポイント活用すればきっとかなり割安に購入できるだろう)。また、EIZOダイレクトのメルマガを登録しておけば、年に数回割安に購入できるセール情報をつかむことが出来る。普段はCG2420 は遮光フードや蛍光灯スタンドと抱き合わせ価格で安くなってるだけな気がするが、例えば今月(2016年9月)は税抜¥141,426円 (税込¥152,740円 )で購入できるセールをやっている。
・EIZO ColorEdge CS2420
購入した中ではやや上位クラス。CG2420 はさすがにスペック盛りすぎなので、現実的にはこっちの方が(液晶パネルが日本製じゃなくなってしまうという残念なところもあるが)良さそうには見えた。
結論としては、「広色域パネルは今回見送る」ということでやめた。2ちゃんで質問してみたら、「sRGB環境前提で使うんならRdobeRGBモニタはむしろ買わない方がいい」と言う参考意見をもらったからだ。別にsRGB色域に落として使えば問題ないんじゃないの?と思ったが、まあ必要ない機能に余計な値段を出す必要もないかなあと。
また、ここまではEIZOのモニタに乗り換えしか検討していなかったのだけど、NECも選択肢に入るんじゃね?という意見をもらって、そっちに路線変更したというのもある。
・EIZO FlexScan EV2455-BKR
EIZO製品で選ぶのなら一番エントリーな製品。とは言え、これでも実用上問題ないかなあと言う感じではある。
この製品に関しては、「売りにしている狭額縁・軽量デザインはいらない(今までL997 を使っていたので、むしろごつい方が安心感がある)」「EIZOの中ではエントリー過ぎて品質管理大丈夫なのか? という疑念が払しょくできなかった」「スピーカーいらない」あたりの理由で見送った。
なお、今yodobashi.comで¥58,890円 +5,889ポイント で売っているので、お得な価格だと思う。多分yodobashi.comではもうすぐ終売らしく、在庫希少となっている。
・Philips 240B4QPYEB/11
購入検討した中では一番廉価。別にこのぐらいのエントリーまで値段下げちゃってもいいかなあと検討した。2ちゃんの評判で「パネルがちゃんとはまってない不良品がめっちゃ届きまくりで、なんどか返品再送しないと当たり品に遭遇できない」とか言う噂を聴いてやめた。
・Dell U2415
これとDellのU2412M も一応検討。U2412M はだいぶ製品が古く、目潰しパネルとしての評判があるのでやめた。U2415 はDVI入力がないのでやめた。
・NEC LCD-PA242W-B5
最終的に購入した機種の上位機種。こっちは広色域パネルを採用している。CS2420 のところで述べた点と同じく、今回は広色域パネルを見送ったこと、またこれ買うのなら多分CS2420 でいいやと思ったことなどから検討から外れた。
・NEC LCD-P242W-B5
最終的に購入した機種。sRGB色域で手頃なこと、パネルの品質は割と評判が良かったこと、無骨で頑丈そうな筺体あたりに魅力を感じた。この値段帯で検討するなら、軽快で狭額縁がいいならFlexScan EV2455-BKR を、無骨なデザインがいいならLCD-PA242W-B5 を選ぶのが良いらしい。
なお、このモニタは型番が「LCD-P242W 」→「LCD-P242W-B4/W4 」→「LCD-P242W-B5/W5 」と変化してきているみたいだが、特に製品にあまり差異はなくて付属品とかが変わってるレベルらしい。
実際の製品レビュー
届いた製品はシリアルナンバーが65500819TJとなっていた。これって延べ生産台数が819台…ってさすがにそんなに少ないことはないよね…
届いた外装。幅90cm近くあるでかい箱。
ケーブル類は、電源コード・D-Sub15pin・DVI-D・DisplayPortが同梱。安物だとケーブルけちられてることもあるだろうなあ。でも使わないけど。
取り出した直後の状態。
背面側。スタンドがごつい。でもこれも使わないので外してしまう。
スタンドを外すには、こんな風にパネル側を下にして置いて、スタンドをグイと持ち上げる。
するとスタンドとパネルの間にこんな突起物があるのでこれを押し込む。
設置前に新旧モニタを並べてみた。大きさは単純に横幅が長くなった感じ。
上から見下ろして厚みを比較すると、LCD-P242W-B5 の方が少し厚みが増した感じ。ただし、持ち上げた体感ではLCD-P242W-B5 の方が心もち軽い。多分LCD-P242W-B5 の方がLEDバックパネルな分軽いのだろう。
設置完了の図。
まだ設置してあまり細かく設定を追い込んでいないけど、印象としては思ったより圧迫感は増えなかった。けど横幅が増えた分、画面内のレイアウトが少し変わりマウス移動量が増えたのがちょっと気になる感じ。
LCD-P242W-B5 の方がパネル面を触った感じがサラッとつるっとしている印象。L997 の方がもっとザラザラとした感触だった。視聴した印象では今までのパネルとそれほど差異はなく、目潰し的な悪い印象もない。旧L997 パネルが多分経年劣化で若干黄色味がかって来ていたので、新しいパネルは心もち青い感じがする(とりあえず色温度は6500Kのまま)。
ネットのレビューでは「高周波ノイズがのる」という話があったが、うちでは特に気にならない。というか高周波ノイズは今まで使っていたL997 の方がよほど酷かった…。
色合いの設定はブライトネス/黒レベル/色温度の他、6色の色相の色味/明るさ/彩度を設定できるのだけど、それほどダイナミックに変わるわけではなく、比較的穏やかに変わる感じ。
【2016.09.20追記】
とりあえず少し使い込んでみて、以下の通り設定は変えた。
・標準の画面はsRGBで色温度6000Kに変更した。普通は6500Kのまま使うか、5000Kまで落として使うことが多いようだがさすがに5000Kは色温度低すぎだと感じたので、ちょっと中途半端だが6000Kで。ブライトネスはかなり下げて10.0%で使っている(部屋の明るさもかなり暗めの環境で使っているので)。色合いの設定で6色の色味/明るさ/彩度は全部デフォルトの0のまま。
・動画閲覧用のプロファイルを作れないかと試しているが断念しそう。REC-Bt709またはsRGBで5500-5600Kに落として、6色の彩度だけ7-8まで上げる設定で、あたりで微調整しながら試行錯誤しているけど、動画によっては丁度良かったり彩度がきつすぎたりいろいろになってしまうので、結局デフォルトの(sRGB/6000K)プロファイルだけで使う方が素直でいいかなあ…という感じ。
・右下のLEDはイマイチ邪魔。色を青/緑、明るさを0%、5%~100%まで変えられるのでかなり自由にカスタマイズできるのは優秀なのだが、LEDにチラツキがあり、モニタを見ながら視線移動した際に右下の方で瞬きのようなものを感じるので結局どの明るさにしても邪魔な印象。まあ邪魔なら消灯も出来るというのは有能な機能なのだけど。
でも消灯はなんかつまらないので、今は最低輝度の5%、GREENの設定で減光シールを貼ってなんとかならないか試している。
LEDの設定はアドバンスドセッティングの6番にある。
LEDのところに貼りつける減光シールは↑で。780円はちょっと高い気がするけど、そこそこの数が入っているので使いまわせる。そのうちこんな商品は100均に並ぶようになるんだろうなあ。
・起動時に、白背景で青文字の「NEC」ロゴが出るのが邪魔だなあ…と思っていたら、これもアドバンスドセッティングの7番、「BOOT LOGO」からOFFに出来る。こういうかゆいところまで設定で変えられるのは凄い。
【2016.09.20追記ここまで】
【2017.04.20追記】
ところでこのモニタ、アニメ『New Game!』内で使われてますね。
次回予告のモニタだけじゃなくて、本編内で出てくるNEOのモニタも大きく映るときにたまにMultiSync P242Wの文字が見える。
このアニメ去年のアニメの中ではかなりお気に入りなので、モニタにもますます愛着湧いたかも…
【2017.04.20追記ここまで】
【2017.5.23追記】
なんかこのモニタ、デジタルカメラグランプリ受賞したらしいけど、そんな評判になるほど売れてないんじゃないかなあ…
デジタルカメラグランプリ 受賞のご案内 | NEC
【2017.5.23追記ここまで】
うちのデスクトップは今まで
・C:SSD 512GB(Plextor PX-512M5P )、D:HDD 3TB(Western Digital WD Red WD30EFRX-R )、E:HDD 3TB(Western Digital WD Red WD30EFRX )
という構成だったのだけど、DもEも残り1TBぐらいになってきてちょっと心もとなくなったのと、さらなる大容量HDDに手が届きそうなので
・C:同じ、D:HDD 8TB(Western Digital WD Red WD80EFZX-LOG )
に構成変更した。ので簡単なレビュー。
購入したのはポイント還元等含めてちょっとお得だったYahoo!のロジテックダイレクト店 。なので型番に-LOG とついていたが、基本的に製品はWD80EFZX と同じだろう。Western Digitalの箱には入っておらず、バルク品だった。
購入後、いったん裸族のお立ち台eSATAで繋ぐ。僕はめんどくさいから最初のフォーマットはクイックフォーマットで済ます。完全チェックすると多分数日かかるだろう…。
で、移行元のHDDからデータを移動。それぞれ2TBぐらいずつのデータコピーだったので、各々で5時間ぐらいかかった(転送速度がだいたい100MB/sなので、だいたい想定通りの時間で済んだ)。
CrystalDiskMark、CrystalDiskInfoはこんな感じ。
転送速度はブランクのうちに取らずデータ突っ込んだ後なので、ブランクの時に取ればもう少し早かったかもしれない。
どっちみちSSDより優位に遅いので気にしないけど。
使い始めなので当然だけどとてもきれいな数字。
外す前に取り忘れたけど、旧HDDのWD Red 3TB もそれぞれ2万時間、4万時間越えぐらいだったけどC5・C6はゼロのままで、非常に優秀なままだった。
以下、旧WD Red 3TBと比較したインプレッション。
・静音性としては旧来のWD Red 3TB の方が優秀な印象。新しいWD Red 8TB はヘリウム充填で静音性が上がったなどと言うレビューが価格コムに上がっていたのでちょっと期待していたが、正直期待外れだった。
アイドル時 は、旧WD Red 3TB の方が若干静か 。と言っても、新WD Red 8TB も十分に静かではあるので、よほど神経質な人でないと気にならないだろう。
一方でシーク時 は、旧WD Red 3TB に比べ新WD Red 8TB はだいぶうるさくなった 。体感うるささ二倍(測定器で測ったわけではなくあくまで体感)。また、旧WD Red 3TB は『カリカリッ』という感じの音だったのに対して、新WD Red 8TB は『ゴリゴリッ 』という感じの若干低い、重低感のある音なので、ますますインパクトが強いのかもしれない。なんだか昔に使ったHGST(最後に買ったのは1TBぐらいの頃かなあ、もう7、8年近く前)を思い起こさせる音だ。
・うちではNAS用としてではなく、デスクトップ用としてWD Redを使っている。本来はBlue(ないしGreen)用なのだと思うが、基本的にデスクトップの電源を落とさずにタブレット・スマホからファイル共有もしているし、NASに準じた使い方になっているので問題ないと考えている。実際、旧WD Red 3TB は2012年購入の物と2014年購入の物だったのだが、特に問題は発生しなかった。
【2016.05.23追記】
数日間試用したが、やはりシーク時の「ゴリゴリ」音が気になったので、HDD静音ケースを導入した。
購入したのは、サイズ SCH-1000 氷室(HIMURO) HDD冷却静音BOX SCH-1000 と言う製品。
この製品は、3.5インチHDD一個を包み込んで、5インチベイに装着するケース になる。もっと高級品になると、SATA端子・電源端子部分まで覆ってあり、一度変換端子を経由するタイプの物になるらしいが、このケースはそこまでの高級品ではないので背面端子部分は若干露出していて、音漏れのリスクは少し残る(が実際は後述するようにうちでは問題なかった)。端子がくぼんだ所に挿入するようになるので、特にSATA端子ではL字型になっているものでは装着できず、ストレート形状の物でないとはまらない ので注意。
最初は、5インチベイに装着せずPCケース内の底に両面テープで張り付けて使おうかと考えていたが、実際には底面を含めた全体が放熱フィンの形状をしているので、かなり強力な両面テープでも固定に不安があったのと、5インチベイに取り付けるネジ固定部分が防振素材 で出来ており、ケースへの共振等はむしろベイに装着した方が防げそうなので、5インチベイ装着することとした。
うちのPCケース(Abee smart J02、MicroATXケース)はシャドウ以外のベイが3.5インチx1、5インチx2あり、うち3.5インチベイにはマルチカードリーダを、5インチベイx1にはファンコントローラを装着している。で、残り1つ5インチベイが開いている(DVD等の光学ドライブは普段不要なのでUSB接続の外付けで済ませている)ので、そこに装着することとした。この静音ケースは5インチベイに装着時、前面に一部露出させて放熱の役割を担うこともできると説明書には書いてあったが、試しにやってみたら5インチベイの周囲に隙間が空いてしまった 。ので5インチベイの化粧板は外さず、シャドウ化した状態で装着することとした。
そして、静音ケース導入の結果は、非常に良好で、体感で1/3ぐらいに音が下がった。そもそもアイドル時はそれほど気になる音量でなかったので問題なかったが、シーク時のゴリゴリいっていた音も、微かにコリコリいう程度に改善した (さすがに無音とはいかない)。これで今回の改造は多分終わり。残りは窒息ケースにHDDを入れたことによる温度上昇の問題だが、また夏場の暑い季節になったら調べてみようと思う。
サンディスクの現在最大容量、200GBのmicroSDXCカード(SDSDQUAN-200G-G4A)を買ったので簡単なレビュー。
今回は国外価格と差があったのでamazon.comで購入。本体価格$89.95 + 送料$6.98 = 総額$96.93 。今はamazon.comでもJP決済が出来て(あとでクレジット側でドル請求されたものが為替されるのではなく、amazon.comからクレジットカードへ直接円請求が来る)、総額¥11,465円 なり。国内で買うよりも4~5,000円安かった。
2/17に注文を出して2/25に到着したので配送期間は約1週間 。
うちのカードリーダ、SFD-321F/T81UEJR で測った速度は上記のとおり。なお、比較対象になりそうな速度の数字は、ちょうど少し前に測ったエントリがあるのでそちらを参照。
PCのカードリーダをSFD-321F/T71UJR-3BEZELからSFD-321F/T81UEJRに更新した – ちゃたろうふぁんくらぶ
見てみると、Write速度がすげえ速い。しかし、この速度とっても胡散臭い。なにがしかのキャッシュ機構が入っていて ごまかされているようだ。
このカードは満杯になったタブレット端末のデータを差し替えるために買ったのだが、差し替え元の旧カードから差し替え先のこのカードへデータを移動している時は、5MB/s~15MB/s の数字を表示しながら、だいたい6時間 程度で100GB 強のデータを移動し終えた。だいたい実測17MB/s のデータ速度なわけで、まあmicroSDXCでこれだけの速度が出ていれば充分ではあるけどベンチマークで出てくる60MB/s ってのはどこをどういじくっているのか謎である。
また、実測のカード容量は183GB(196,832,395,264byte) だった。移行元の128GB microSDXCは119GB(127,831,375,852byte) 、さらにその前の64GB microSDXCは58.5GB(62,830,673,920byte) 。数字的に言ってもう1~2GBぐらいは容量あってもいいのではないか?と思った。ちょっと容量詐欺な気分。