新しいタブレットPCを買った:Surface Go2(2)セットアップメモ

購入したSurface Go 2 LTE SUF-00011のインストールメモ。

・購入後、最初にやったこと
まず、初期起動。デスクトップで使っているMicrosoftアカウントでログイン。
そして、Windows Updateをやったが、これは先にWindows 11へのアップデートをしてしまった方がよかったかもしれない。Surface関連のデバイスドライバ等らしきものとWindows10の22H2累積アップデートで3、4時間かかってしまった
次に、Windows11へアップデート。これは、Windows11が入るか適正チェックみたいなソフトを一回入れないとWindows11をインストールできなかった。
Windows11が立ち上がると、自動的にOffice365が入っているが、これはOffice365のPro Plusなのでアンインストールする(EnとJa入っているが両方ともアンインストール)。そのうえで、live.comのサイトからOffice365をダウンロード・インストールして自分のライセンスに紐づけた。
その後もWindows Updateを繰り返して、とりあえず最新の状態になるまで更新。

・Windows11関係のセットアップ
Windows11アップデートの際に入れたチェックソフトはアンインストール。
壁紙は画面回転があるので1920×1920の画像を用意すること。
ややマニアックな設定変更はWinaero Tweakerが便利。日本語化もできる。
その他、通常ではアンインストールできないアプリを一括でアンインストール。
[スタートボタン]右クリック→[ターミナル(管理者)]を開いて、以下のコマンドを実行。

Get-AppxPackage Clipchamp.Clipchamp | Remove-AppxPackage # Clipchamp
Get-AppxPackage Microsoft.549981C3F5F10 | Remove-AppxPackage # Cortana
Get-AppxPackage Disney.37853FC22B2CE | Remove-AppxPackage # Disney+
Get-AppxPackage MicrosoftTeams | Remove-AppxPackage # Microsoft Teams
Get-AppxPackage Microsoft.Todos | Remove-AppxPackage # Microsoft To Do
Get-AppxPackage Microsoft.MicrosoftOfficeHub | Remove-AppxPackage # Office on the Webへようこそ
Get-AppxPackage Microsoft.People | Remove-AppxPackage # People
Get-AppxPackage Microsoft.MicrosoftSolitaireCollection | Remove-AppxPackage # Solitaire
Get-AppxPackage SpotifyAB.SpotifyMusic | Remove-AppxPackage # Spotify
Get-AppxPackage Microsoft.GamingApp | Remove-AppxPackage # Xbox ストア画面
Get-AppxPackage Microsoft.XboxGamingOverlay | Remove-AppxPackage # Xbox Game Bar
Get-AppxPackage Microsoft.Xbox.TCUI | Remove-AppxPackage # Xbox その他
Get-AppxPackage Microsoft.XboxGameOverlay | Remove-AppxPackage # Xbox その他
Get-AppxPackage Microsoft.XboxIdentityProvider | Remove-AppxPackage # Xbox その他
Get-AppxPackage Microsoft.XboxSpeechToTextOverlay | Remove-AppxPackage # Xbox その他
Get-AppxPackage Microsoft.ZuneVideo | Remove-AppxPackage # 映画 & テレビ
winget uninstall “windows web experience pack” #ウィジェット
Get-AppxPackage Microsoft.WindowsCamera | Remove-AppxPackage # カメラ
Get-AppxPackage Microsoft.WindowsAlarms | Remove-AppxPackage # クロック
Get-AppxPackage Microsoft.YourPhone | Remove-AppxPackage # スマホ同期
Get-AppxPackage Microsoft.BingWeather | Remove-AppxPackage # 天気
Get-AppxPackage Microsoft.Getstarted | Remove-AppxPackage # ヒント
Get-AppxPackage Microsoft.WindowsFeedbackHub | Remove-AppxPackage # フィードバック Hub
Get-AppxPackage Microsoft.Windows.Photos | Remove-AppxPackage # フォト
Get-AppxPackage Microsoft.MicrosoftStickyNotes | Remove-AppxPackage # 付箋
Get-AppxPackage Microsoft.WindowsSoundRecorder | Remove-AppxPackage # ボイス レコーダー
Get-AppxPackage Microsoft.WindowsMaps | Remove-AppxPackage # マップ
Get-AppxPackage microsoft.windowscommunicationsapps | Remove-AppxPackage # メール、カレンダー
Get-AppxPackage Microsoft.ZuneMusic | Remove-AppxPackage # メディアプレーヤー
Get-AppxPackage Microsoft.OneConnect | Remove-AppxPackage # モバイル通信プラン

参考:Windows 11の標準アプリをまとめてアンインストール(削除)する方法
もしも上記の中で使うものがあったら残すこと。[メール、カレンダー]などはGoogleカレンダーとの紐づけなどには使えるので、残してもいいかもしれない。[ウィジェット]も使いたい人は残せばいい。僕はタッチパネルを左端からスライドしたときに出てくるのが邪魔なので消してしまった。なお、上記で消したものはいずれも別のコマンドで復活もできるが、省略。

・Androidアプリを使うためのセットアップ
ここは若干無謀なこともやっている。
まず、Microsoft Storeで「Amazon Appstore」を検索し、インストール。なお、このAmazon Appstore自体は全く使えない。かろうじて使えそうなアプリはKindleぐらいだが、KindleならWindowsアプリもあるわけで…。その他はブラウザアプリ(Firefoxとか)すら見当たらない。
とはいえ、Amazon AppstoreをインストールするとWindows Subsystem for Android(WSA)もインストールされた状態になるので「開発者モード」を開き、ONにする。

次に、WSA-Pacmanをインストール。これで、apkファイルを拾ってくればダブルクリックでインストール出来るようになる。
参照:WSA-Pacman
で、問題のapkだがこれが普通には入手しようがないので怪しいサイトを使うことになる。僕の場合はapkpureというサイトを利用した。これでapkファイル自体は入手できるが、Google Playが入っているわけではないのでGoogle Play側でそのアプリのアップデートがあったら自分で都度更新しないといけないことになると思われる。

で、以下実際にインストールしてみたアプリの印象。
ウィンドウはWindowsに準じるので、最大化はできるものの全画面表示はやりにくい。最大化はタイトルバーダブルクリック等でできるが、タスクバー(設定で消すこともできなくもない)、タイトルバーは残る。最大化はF11キーを押さないといけないが、物理キーボードのついていないタブレット端末でF11を押すのは面倒くさい(仮想キーボードのレイアウトをクラシックに変更すると一応出ては来る)。
また、Androidの戻るボタン等がないので操作は若干やりにくい。
縦・横は画面の向きにちゃんと連動する。
AndroidアプリとしてのストレージはWindows11のシステムドライブ内を利用し、AndroidアプリからmicroSDXCポートにはアクセスできない。AndroidアプリからBluetoothにもアクセスできないっぽい。AndroiアプリからWi-Fi、携帯ネットワーク等には問題なく接続できる
なお、Androidとしても記憶領域はWindows内にVHD(仮想ハード ディスク)の形式で格納されているようで、例えばAndroidアプリで保存した何らかのファイル(例えばjpgファイルとか)にWindows側から直接アクセスすることはできない。もしどうしても取り出したいのだとすれば、Android開発環境を入れてadbコマンドを実行する形で取り出せるが、はっきり言ってめんどくさくてやる気がしない。むしろAndroid側からgドライブとかのクラウドに保管して取り出す方が多分楽なんだろう。

以下、個々のアプリ。
楽天マガジンアプリ:問題なし。普通に起動して普通にログインしてお気に入り雑誌を自動ダウンロード・閲覧できる。楽天マガジンそのものはWebアプリとしてブラウザ閲覧できるのだが、あらかじめダウンロードしておいたり出来る点で便利。ただ、画面の左右両端に近いところをタッチすると、右端ではWindows11の通知メニューが出てしまうのが若干煩わしい。
Comic Fuz:問題なし。まあ今はこのアプリでコミックほとんど読んでいないのだが。
Reader by Sony:使えるようにするにはちょっとテクニックが必要。Reader by Sonyは起動後、ログインするのにブラウザアプリが必要になるのだが、ここで(apkの)ChromeアプリをインストールしてもChromeアプリの起動にGoogle Playが必須なため、まともに起動しない。そこで、(apkの)Firefoxアプリをインストールし、Reader by Sonyの初回ログインを行うと、うまくログイン出来てReader by Sonyアプリが使えるようになる。初回ログイン時やその後の閲覧時に若干フリーズしたり等やや不安定さは感じるが、とりあえず問題なく使える。あえて言うなら、問題点はダウンロードしてくるコミックが遠慮なくWindowsシステムのドライブを圧迫してくること。これを考えるとSurface Goも256GBのストレージあれば憂いはなかっただろうなと感じる。
Formula1アプリ:Live Timingが起動しなかったので使えない。
どこでもDIGA:ダメ。起動するとスプラッシュウィンドウ的に起動画面が出るが、そのままアプリ終了して閉じてしまう。多分DTCP-IP関係的なものあるしダメなんだろう。まあDixim Play for DIGAを使うので支障はない。
FUJIFILM Camera Remote:Bluetooth関係がダメなのでほぼ役立たず。

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