SONY Xperia TabletZ覚書(4)
SO-03Eにインストールしてあるアプリをつらつらと紹介。の続き。
今回はネットワーク周りで役立ちそうなアプリ類。
Fing – Network Tools、ローカルエリアネットワーク内のネットワーク構成をIPアドレス、名前(ホスト名あるいは自分で名前を付ける)、アイコン、MACアドレス等々で一覧作成してくれるアプリ。
自宅内のネットワークの調子が悪い時など、これで確認すればどの機器がネットワーク的に不調か、等分かってとても使いやすい。僕の場合、自宅では可能な限りDHCP割り当てを避けてローカルIP直打ちで設定を入れ込んでいるので毎回IPアドレスは一定なのだけど、確かDHCP環境下でもちゃんと機器を追いかけてくれるはず。とてつもなく楽ちん&強力なツールです。
Wifi Static、インストールした端末が接続するSSIDに応じてIPアドレスを振り分けできる。たとえば自宅では常に192.168.0.8、会社ではDHCP、とか言った感じに柔軟に接続先に応じてIPアドレスを変更できる設定が行える。
僕の場合、自宅ではNECの無線LANルータ側でもSO-03Eに配布するIPアドレスを固定してはあるが、一応DHCP環境下なので、端末側からも要求するIPを固定する仕様にしている。これを設定しておくと、ローカルエリア内でアクセスするIPを固定できるので、例えばAirDroidなどと連携する際にとても楽になる。
Wifi接続チェッカー、Wi-fiの接続が確立した時と切れた時のログを淡々と記録してくれるアプリ。たとえばスクリーンショットだと12/6の夜中から早朝にかけて一時間おきぐらいになぜか切れたり再接続したりしているのが確認できる。
SO-03Eは若干ナーバスなのか、放置しておくといつの間にかネットワーク接続が切れていることがある。ので、どんな時に、どんな頻度で、等々詳細に確認したいときにとても便利なアプリ。常にバックグラウンドで起動しているので若干電池食い(と言っても気になるほどではない)なのと、縦画面でしか使えないのが若干減点ポイントだけど、シンプルかつパワフルなツールなので活用の価値アリ。
リアルタイム通信監視、これも通信監視のアプリなのだけど、上記のがWi-fiのステータスを記録しているのに対してこっちのアプリは『どのアプリが』『いつ何時に』ネットワークを使ったかを記録してくれるアプリ。
こっちのスクリーンショットのように、どのアプリがネットワークを使用したか(左脇のグラフマークをクリックすることでアプリ単位での接続ログも)確認できる。
これが役立つケースがどれほどあるのか分からないけど、僕の場合、毎朝明け方頃になぜかSO-03Eのスリープが解除されてしまう謎の現象が起こっていて、Battery Mixのログとリアルタイム通信監視のログを突き合わせて確認していくと毎朝05:17にRazikoが番組表をダウンロードしていて、その際にスリープが解除されてしまうのが原因だと言うのが判明したことがあった(ここまで突き止められるのはレアケースかもしれないけど)。これも縦配置強制&若干電池消費が多いところが欠点ではあるが、何か困ったときの原因分析をするなどに非常に強力なアプリだと思う。
ここから下のアプリ3つは、Wi-fiの現在のステータスを表示してくれるアプリだが、機能的には大きな差がないのでどれか一つ入れればいいかもしれない。僕は容量に困ってるわけでもなく、またそれぞれに独自の有能な機能があるので一応併用している。
まずはWifi Analyzer、たぶんこれが一番メジャーかつAndroidでの古参だと思う。複数の機能を持っているけど、現在確認できる近隣のSSID、それぞれのWi-fiチャンネルの強度、その履歴ログなどを確認できる。僕もとりあえず起動するときはこれを使っている。
次はinSSIDer、Windowsでのこの手の古参ソフトのAndroid版。僕はあまり使わない。
最後はNETGEAR WiFi Analytics、NetGearと言えばルータで有名な会社? (僕は使ったことないけど)機能的にはWifi Analyzerとそれほど大差なく、縦画面強制なこと以外は比較的使いやすいと思う。
このアプリで気に入っているのは、上記スクリーンショットのようにSSID近隣の複数の場所で接続強度等を記録して、比較できること。『あー、二階は接続速度遅いなあ』とかが確認しやすい。