DMC-LX100用の小型ストロボ、DMW-FL70を買ってみた
DMC-LX100専用?の小型ストロボ、DMW-FL70を買ってみたので簡単にレポート。
一応前提情報として、僕はそもそもストロボを使わない(内蔵ストロボ/外付けストロボを問わず、使用割合はせいぜい0.01%=1万枚に1回使うかどうか、程度である)。なんで使わないかと言うと、僕がカメラを始めたのは天文部で天体写真含めた撮影として始めたのがきっかけで、当時の天体向けカメラはフルマニュアル(機械式)カメラが勧められていた=当然ストロボのついていないカメラだし、天文部の先輩から「ストロボ頼りの撮影は(対人でも)勧めない、まずはしっかり構えて撮影することから始めたほうがいい」って言われたことをいまだに愚直に守っているからでもある。内蔵ストロボポン炊きの写真はあまり好きではないし。
じゃあなんでこのストロボ買ったんだよと突っ込まれるが、たまたまショッピングのポイントで3000ポイントぐらい余っているのがもうすぐ切れそうで、他にそのぐらいの値段でちょっと買ってみようというのがたまたま思いつかなかったから。
と言うことで、おそらくこのストロボもこのレビューの後は殆ど使われることはないだろう…。
本体正面から。うまく撮影できないので後ろに台替わりのレンズキャップ(58mm)が置いてあるが、まあ見比べるとそのぐらいのコンパクトなストロボ。
DMC-LX100はEVFを載せるかストロボを載せるか二択でストロボの方を載せなかった、ので作ったオプションであるというのがいかにもわかりそうな小ささ。
ちなみにGN7/ISO100、GN10/ISO200。
裏側にストロボON/OFFのスイッチがついてる。ので、普段DMC-LX100のボタンにストロボON/OFFの機能を割り当てなくても済むのはありがたいかなと思う。
装着した時に左肩側の側面にある、ボタン。これがストロボ着脱ロックボタンになっていて、一度DMC-LX100にストロボを装着すると、このボタンを押しながらスライドしないとストロボは外せない。
軽量ストロボなのでここまでしっかりした着脱機構はいらないような気もするが、まあ親切設計ではあると思う。
DMC-LX100に装着してみた姿。シンプルでサマになってると思う。
さっきも書いた通り、着脱ロック機構がここにある。強引に外そうとして壊しちゃう人とかはいないと思うけど、一応注意。
持ち運び用に、小型のポーチがついてくる。なんか似てるかなあと思って、昔DMC-LX3用に買ったビューファインダDMC-VF1と一緒に撮影してみた。DMC-VF1の方のポーチは、青い色のポーチで「LUMIX」の文字入りだけどDMW-FL70の方は黒色で特に文字入れなし。
試しに小物にストロボを当ててみた
試しに手元にあった小物を撮影してみた。被写体はVoigtlanderのVC-METER。サイズ的には3.5cm角四方ぐらい。マッチ箱よりもう少し小さいぐらいのサイズ感。
[DMC-LX100 / ISO200 / f/2.8 / 1/60sec / 34.0mm(換算75mm)]
望遠端(換算75mm)、最短距離(30cmぐらい)で撮影。特に影が出ることもなく、こんなもんならまあまあ使えるかなあと言う印象。
なお、こういうの撮影するときはスポットAFに切り替えたほうが圧倒的に楽。
[DMC-LX100 / ISO200 / f/1.7 / 1/60sec / 10.9mm(換算24mm)]
一方で広角端(換算24mm)、最短距離(1cmぐらい)で撮影。って言うかこんなおバカな設定で撮影する人はいないと思うけど、当然のことながらストロボの光は全然届いてないです。
[DMC-LX100 / ISO200 / f/1.7 / 1/125sec / 10.9mm(換算24mm)]
同じ広角端(換算24mm)で、撮影距離30cmぐらい。ストロボの影がこれもはっきり出ちゃって写真にはなりませんね。トリミング前提で何とか使えるか?と言う感じ。こういう小物にポン炊きするには望遠端側をうまく使った方がいいみたい。って、ちゃんと物撮りする人はまともなライティングをするのかな。
人物撮りのストロボの感じは時間があったら後日撮影してみます。