Logicool キーボード K270 簡単なレビュー

ステイホーム週間(GW)で時間ができたので、キーボードとマウスを新しいものに交換した。今回は珍しく、どちらも故障での交換ではなく単純に古くなって見た目がボロくなってきたための買い替え。
今まで使っていたLogicool K275は裏面補強さえしてやれば大変に打ち心地の良いキーボードで、今回も同じものに買い替えようと思っていたのだが、たまたま昨今のコロナ騒ぎで海外からの流通が止まっているのか、はたまた在宅ワークで買い込む人が増えているのか、Logicool K275の市中在庫が見当たらなかったので同じくLogicoolのK270を買ってみた。今回はそのレビュー。

前回のK275については:Logicool キーボード K275 簡単なレビュー | ちゃたろうふぁんくらぶ

簡単に言うと、Logicool K270Logicool K275の一個前の製品で、内容的にはほとんど変わらず、色が違う、Winキーのマークが違う、ほかの人のレビューによると若干打ち心地が異なる、ということで
Logicool K270:表面は、裏面は、キーはすべて黒、WinキーがWindows7準拠の○に窓のマーク、打ち心地が若干重い
Logicool K275:表面は、裏面も、キーはメディアキーだけ緑、WinキーがWindows10準拠のただの窓のマーク、打ち心地が若干軽い
という評価がされてきた。

が今回Logicool K270を買ってみたところ、なんとWinキーはLogicool K275と同じくWindows10準拠の窓マークのWinキーになっていた。配色は違うままだが、本体外観から見る限りキーだの背面だの金型は完全に同じものがつかわれている感じであり、もしも打ち心地が違うとしたら同じ製品の個体差とか使っている素材の違い(って言ってもプラスチックの色が違うだけだが)ぐらいしかないんじゃないか?という印象だった。

実際の話、このキーボードはどちらもわりかしペラペラの安物というか、本体を両手で持って軽くねじると簡単に変形する程度の柔らかさで、この辺のしなり具合次第によって裏面補強してやると打ち心地が大きく変わってくるので、Logicool K270Logicool K275の押し心地の差は気にせず好みの配色だけで選んで購入すればいいのではないかと思う。
また、なぜか流通価格がLogicool K270の方が200円~300円ほど高いことが多いので、安く済ませるならLogicool K275を勧める。見た目の高級感はあまり大差ないかとは思うが、Logicool K270の方が若干かっこよく、Logicool K275の方がメディアキーが見やすくて実用的だけどかっこ悪い色かなと思う。

以下、簡単に写真で。なお、Logicool K275の方は使い倒したボロなのでめっちゃ汚いのはご容赦を。


上が不燃ごみ一歩手前のLogicool K275、下がほぼ新品のLogicool K270。僕は完全なタッチタイピングが出来ず、変則人差し指打法みたいな打ち方なのもあって、毎回キートップの「E」「A」「S」「J」「K」「M」あたりが削れてしまう。この辺のキーは打鍵回数が多いのもあるけど、若干指をねじる感じで押し込んでいるような気もするので、摩擦が大きいのだと思う。


Winキー。見ての通り、今はマークは同じ。って言うか不燃ごみ一歩手前の方汚いわ…


裏面の様子。商品が届いたところで躊躇なくゴムシートを貼ってしまったので、ゴムシートを貼る前の写真はなし。ここの空間があると設置感も落ちるし打鍵した時の反響音もうるさいしで、いいことは全くない。Logicoolもここを全部プラで埋めてしまえばいいのにと思うのだが…。こんな風にゴムシートで補強してあげるだけで、打鍵感は劇的に変わってRealforceに一歩劣るぐらいの優秀な打ち心地になる
Logicool K275の時は割と控えめに、補強する感覚でゴムシートを貼っていたのだけど、今回のLogicool K270では躊躇なく隙間全部埋めてやるぐらいの勢いでゴムシートを貼ってある。
貼ってあげるゴムシートの厚みについては、裏面で凹んでいるところは5mm厚のシートで、通常のところは2mm厚のシートで、貼ってやると周辺の丸いゴム足と高さがだいたい揃う。こまめに厚みを調整する必要はなさそうだ(ただし、跳ね上げの足を持ち上げて高くして使わないことが前提)。
あるいは、凹んでいるところを3mm厚のシートで覆った後全体を2mm厚のシートで覆ってやった方がツライチ感がでて見た目にはきれいに仕上がるかもしれない。まあ、裏面なんて普段は見ないので適当でいい。


見よ、この雑な仕上がりを!
ゴムシートは5mm厚のを20cm x 20cm、2mm厚のも20cm x 20cmあればだいたい足りるはず。いっそのこと、裏面をスキャナで読み取ってきれいな型をとって、3mm厚の鉄板でも加工してもらってはめ込んでもいいかもしれない。

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