アニエラフェスタ集中コンテンツ 佐久市近郊で楽しめるアニメコンテンツ情報
アニエラフェスタに来る人のために、佐久市の付近でのアニメ関連情報を少しまとめてみました。
あの夏で待ってる
まずはこのアニメを抜きにしては語れないだろう。舞台は佐久市のお隣、小諸市なのだけど近隣の佐久市や軽井沢町の景色も劇中に頻繁に登場しているので、聖地巡礼にはピッタリ。
聖地巡礼を無難にこなすにはあらかじめスマホに舞台めぐりアプリを入れておくといいと思う。
まずのオススメは、新幹線で来た方は利用することになるだろう、佐久平駅。表玄関側である蓼科口の景色は劇中で何度か使われているのでぜひ確認をオススメ。
また、「あの夏で待ってる」浅間山ポジションと乙女公園もオススメ。電車利用の方は乙女駅から歩いていくことになるが、車利用の方はぜひ耳取北信号側から聖地に訪れてほしい。集落の間の少し細い道を抜ける必要があるが、集落を出るとちょうど真っ直ぐに浅間山に向かう道が広がり、とてもきれいな景色だ。あまりに有名なので、僕は自分の撮影機材を新しく入手するととりあえずこのポジションで試し撮りをするのが恒例になっている。そこから乙女公園もすぐなので、池にかかっている桟橋など渡ってみてほしい。
あの夏で待ってる浅間山。残念ながら当日の天気予想が悪いので、浅間山は見れないかもしれない。
あの夏で待ってるのOPで有名なこの場所は、乙女公園内の桟橋です。
そこから先は小諸駅で、ということになるが小諸駅近辺は坂の街のため割合に土地が狭く、駐車場が少ない。特に無料駐車場は絶望的なので、せっかくなのでどこか小海線沿線駅で車を置いて、列車で小諸に行ってみることをオススメする。もちろん小海線は田舎のローカル列車なので本数も少なくうまく乗車タイミングを合わせる必要はあるけど、ちょっとした情緒も味わえるのでいいです。乙女駅のベンチは谷川柑菜ちゃんが座っていたことで有名なベンチだけど、あそこで途中下車してしまうと電車待ちが激しく時間がかかるのでそこはうまくアイデアを出してもらえればと思う。
なお、軽井沢の街なかも聖地がいくつもあるけど、軽井沢に車で乗り込むことはオススメしない。軽井沢は車の通り道が実質的に国道18号の1本しかなく、夏場は激しく渋滞するからだ。運が良ければなんの問題もなく通り抜けられるが、万が一渋滞にハマってしまうと完全に閉じ込められて抜け道がない。18号の北側に通称1000m道路と呼ばれる別荘地内を抜ける道が唯一の抜け道かと思うが、18号からそこへ抜けること自体が困難だったりする。
サマーウォーズ
佐久市のお隣のお隣ぐらいとちょっと離れますが、今回アニエラフェスタに参加される声優の真田アサミさんの出身地でもある上田地方が聖地のはず…だけど僕は詳しくないので、ご興味のある方はお調べください。
北斗の拳ラッピングバス
佐久市は、北斗の拳の原作者で有名な武論尊さんの出身地で、近年武論尊さんが出身地への恩返しということで、地元の子供を対象にした奨学金を設立したり、本格的な指導陣が多数訪れる漫画塾を開講したり、結構賑わっている。
そんな中、今年7月ぐらいから「北斗の拳ラッピングバス」の運行が始まり、ちょっとした名物になっている。車両は市内循環バスが2台、高速バスが1台あるらしいが、どれもラッピングされているキャラクターが違うはずなので市内で偶然目にかけることができたらラッキーです。
「北斗の拳」ラッピングバスお披露目イベントを開催します! | 佐久市ホームページ
新海誠
君の名は。で名を轟かせたアニメ監督、新海誠さんは実は南佐久郡小海町の生まれで、佐久市内の高校に通っていました(僕にとっては高校の先輩にあたるらしい。接点はないけど)。ので、映画君の名は。の中に登場する舞台は岐阜県などに聖地があるらしいけど、ちょっとした風景には佐久市内の景色のエッセンスが入っているのではないか、という噂を聞いたことがあります。
また、新海誠さんのお名前は芸名(本名は新津さん)なのだけど、「新海」というのは佐久地域にいくつかある「新海神社」からとったのでは、という話も聞いたことがあります。直接の由来となると南佐久郡南相木村にある新海神社の方になるのかなあと思うけど、それらの本社にあたるだろう新海三社神社が佐久市内、臼田地区にあるので時間に余裕があったら行っていたらどうでしょう。大きな杉の木が茂り、美しい三重塔がありますのでちょっとした散策にはおすすめです。
白井悠介さん
佐久市はアイドルマスター SideMなどでもご活躍の声優、白井悠介さんの出身地で、縁があり白井さんにご協力をしていただいているコンテンツがいくつかあります。
おススメは、駒場公園から徒歩圏内の佐久市考古遺物展示室。白井さんのナビゲート音声で展示コンテンツを楽しむことができます。ごくごく小規模な展示室で、おおよそ15分もあれば展示は堪能できるかと思いますので、気軽に行ってみてください。展示物としては先史時代~縄文~弥生時代の化石や土器、矢尻などになりますが長野県内で非常に有名な諏訪地域の縄文遺跡群(茅野の縄文のビーナス、仮面の女神の二大国宝土偶)が太平洋側に流れる天竜川文化圏なのに対し、分水嶺を分けた佐久の縄文・弥生文化は日本海に流れる信濃川(千曲川)文化圏であることなど知っているともしかしたら楽しめるかも…
また、白井さんは佐久平駅~岩村田駅に近い佐久市こども未来館sakumoのプラネタリウムのナビゲーション音声も担当しています。南佐久郡川上村出身の宇宙飛行士、油井亀美也さんの活躍を描いたプラネタリウム番組を担当していますので、時間を調べて行ってみたらいかがでしょうか。
スロウスタート
アニメ「スロウスタート」は舞台が軽井沢町で、聖地があるらしいと聞いたことがあります。残念ながら僕はスロウスタートをまだ見ていないので詳しくありませんが、ご興味のある方は調べてみたらいかがでしょう。
スーパー ツルヤ
まあ、全然関係ないんですけどアニメ「長門有希ちゃんの消失」で旅行をするシーンがあり、そこで鶴屋さんちが経営してるスーパーとして登場していた気がします。
ツルヤは実在し、長野県内に複数支店があるスーパーです。生鮮食品の品質が高く、特に軽井沢支店は都内で紀伊国屋や丸正などの高級スーパーを利用されてる別荘マダムも納得の高品質の商品を陳列していると聞きます。
今回のアニエラフェスタの会場、駒場公園から割と近い場所にもツルヤ佐久中央店があります。去年ぐらいに移転新築したお店なので、まだ結構新しくて店内がきれいですちょっとしたお買い物、お土産品探しに利用してみてもいいかもしれません。
咲-Saki-
アニメ咲-Saki-は長野県が舞台のアニメですが、残念ながら佐久市内に聖地はありません。諏訪方面になります。
が、作中に登場する初期の強キャラ兼解説者のカツ丼さんこと藤田靖子プロは佐久市のプロチーム在籍という設定になっているはずです。地元民的には、佐久市内から諏訪まで指導のために出掛けるとか結構遠くて無理があるよ、とかツッコミ入れたくなりますが。
藤田プロのカツ丼とはなんの関係もありませんが、佐久市西部、旧望月町(平成の大合併で佐久市に編入になりました)には「駒月の味噌カツ」と言う名物料理があります。望月地域でしか栽培されていない黒い大豆、「雁喰豆」を使って作った味噌をソースにしたとんかつになります。特別美味しいかと言われるとなんとも言えませんが、せっかくなのでちょっと物珍しい名物を、という方は食べに行ってみてはいかがでしょう。
なお、説明の通り望月地域は少し前まで近隣の市町村だったぐらい離れていますから、ちょっと足を伸ばそうと思っても車で20分ぐらいはかかります。
駒月の味噌カツのお店の一つ、ふじた食堂さんの味噌カツ丼。地元民の僕ですら望月まで足を伸ばすことはあまり多くないのですが、数年に一回は免許更新のために望月に行く必要があり、その時は毎回ふじた食堂さんに行くことにしています。
頭文字D
藤原文太さんの声優、石塚運昇さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
頭文字Dといえば群馬県内の舞台が多い作品でホームコースは榛名山から伊香保温泉に下る峠道ですが、作中で登場する碓氷峠(国道18号旧道、長野県-群馬県境)や妙義(佐久市内から内山峠を超えて群馬県に入ると、割とすぐです)などは比較的近場にあり、訪れることができます。安全運転で見に行っているのもいいかなあと思います。
ゆるキャン△(ハッピードリンクショップ)
ゆるキャン△の舞台は山梨県です。佐久市から行こうと思うと野辺山の峠を超えて先ですからかなり遠いです。また、ゆるキャン△の中で志摩リンが長野県内に遠征に来ますが、訪れているのは諏訪〜伊那地域ですのでこれまたちょっと遠いです。
が、一つだけ佐久市内にもゆるキャン△っぽいものがあります。それは「ハッピードリンクショップ」です。アニメ作中では「ラッキードリンクショップ」となっていましたが、謎の自販機設置チェーンで、あの文化が山梨のもので東信地方にも入ってきているということをゆるキャン△で僕も初めて知りました。
佐久市内にもハッピードリンクショップはそこら中にあります。単に複数の自動販売機が並んで立っているだけなんですが、一般的なジュースの定価よりも若干割安な価格で購入できる自販機ですので、冷やかしに見かけたらご利用してみたらいかがでしょうか。
以上、ほとんど無理やりなこじつけが並んでますが、せっかく佐久市まで訪れますのでアニメっぽいもの探し、是非してみてほしいです。