DMC-LX100にTAABのピントレバーをつけてみた:続き
前回、DMC-LX100のコントロールリング用にTAABのピントレバーを取り付けてみた。
DMC-LX100にTAABのピントレバーをつけてみた – ちゃたろうふぁんくらぶ
この取り付けから2か月弱使ってみた結果、さらに次のステップに進んだので、その様子を。なお、今回の僕の作業は失敗だと思っても元に戻せない。
使い込んでみての結論だが、このピントレバーはなかなか良い。コントロールリングが格段に回しやすくなる。一方で、取り付け時にはMF⇔AF変更レバーが操作しづらいと言う懸念があったが、MF⇔AF変更レバーやアスペクト比変更レバーは触る頻度があまり高くなく、また、それらのレバーに触る時だけコントロールリングを回して邪魔にならない位置にピントレバーを動かすこともできるので、特に問題にはならないと分かった。
一方でコントロールリングの周囲を無駄に一周しているネオプレン素材は無駄だと感じた。
と言うことで、思い切ってTAABピントレバーをカットして、必要なレバー部分だけを貼りつけることにした。
TAABのピントレバー。前回の記事でも書いたように僕はサイズ違いで2個買った。で、今後も使うあてのないだろうMINIの方をカットしてしまうことにした(写真で上の方)。ピントレバーの巻き付き部分の外径には差があるが、ピントレバーそのもののサイズには違いはないようだ。
こんな感じにハサミとカッターナイフで無慈悲にカット。ついでにバミの部分(ピントレバーの中央くぼみ下の方に残っているのが分かる)も少し整形した。この辺のバミが残っているのはこのTAABが意外に安っぽく見える原因なので、もう少し製造工程見直したほうがいいと思う。
で、このピントレバーをカメラのコントロールリングに貼りつけるのだが、最初両面テープを試したのだけど、通常用途、強力接着多用途用(高い!)、VHBタイプ(これも高い!)と手持ちのをすべて試したがうまく貼りつかなかった。ピントレバーの方がネオプレン素材(シリコーン)で出来ているのだが、これが全くくっつかないのだ。ネットで軽く検索してみた感じ、さらに高いシリコーン専用の両面テープを使えば接着できそうだが、僕はそこまで高いテープを買う気が起こらなかったので、思い切って瞬間接着剤で固定してしまった。
接着完了の図。なお、このピントレバーは前後の向きがあるので装着時に注意する事。と言ってもどっちが前でどっちが後ろなのか僕にはよく分からなかったけど。
僕は指がかりが浅い方をカメラボディ側に来るように装着してみた。
別角度から撮ってみるとこんな感じ。しっかし、撮影する時ぐらいホコリ掃除した方がいいのにね、とブログに上げる前にいつも後悔する。
瞬間接着剤C3000ゴールドはかなり強力に接着されて、まず外れることはなさそうだ。ちなみにこの改造、やってもカメラはかっこよくならないのでオシャレの為にこんな改造をするのはやめた方がいいと思う。あくまで実用性重視の改造だ。
もしかしたら、ジャンクのライカレンズ?等のピントレバー付きの物から移植できればかっこよくなるのかもしれない(そんな移植元が安価に入手できるとはとても思えないけど)。